トップページ社会ニュース一覧釈放の朴さん 母親と姉の出迎え受ける
ニュース詳細

釈放の朴さん 母親と姉の出迎え受ける
10月26日 21時01分

釈放の朴さん 母親と姉の出迎え受ける
k10010283441_201510262139_201510262140.mp4
大分刑務所から釈放された朴龍※ひろさんは、大阪市内の会見場で、母親と姉の出迎えを受けました。
2人と対面した朴さんは、しばらく笑顔で2人を見つめたあと、頭を下げました。
そして、母親と姉に歩み寄って握手した朴さんに、母親が「よく頑張った」と声をかけると「今まで苦労をかけてごめんな」と話し、「ありがとう」と言って抱き合っていました。
朴さんは母親や姉、それに集まった支援者に、「これからのことはイメージできていないが、家族とゆっくりすごして今までの20年間で失ったものを少しずつ取り戻していけたらなと思います。僕が自白したことで、青木さんをすごく傷つけてしまったし、そのことについては、青木さんに深くおわびしたい。またあの火事で子どもを助けられなかったのは本当に無念で、謝りたくても謝れないのがすごく悔しい。裁判が続いていくと思うので、しっかりと心を整えて、前に進んでいきたいと思います」と話していました。
※「ひろ」は日へんに「告」

朴さん「うその自白を後悔」

大分刑務所から釈放された朴さんは26日夜、大阪市内で記者会見しました。
朴さんは「刑が確定したときは、まさかこれほど早いうちにこのように自由の身になれるとは思っていませんでした。それでも、こうして自由の身になれたのは、力を尽くしてくれた皆さんのおかげです」と感謝の気持ちを述べました。
そして、捜査段階で自白したことについて「うその自白をしたことは人生最大の後悔です。当時の僕はすごく心が弱かったと思います。どうしてもっと耐えることができなかったのかと、当時の自分が許せなくなるときがあります。うその自白で青木さんにも迷惑をかけたし、本当に申し訳なかったと思っています。もしうその自白をしていなければ、裁判でも違った展開になったでしょうし、悔しくてならない」と述べました。
会見が終わると、朴さんは立ち上がって「ありがとうございました」と述べて、深々と頭を下げました。

関連ニュース

k10010283441000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ