ごきげんよう。
秋の深まりと共に、秋葉原出没率の高まりつつある女です。入院するならあの辺りにしたいですね。ちなみに、秋葉歴はサトームセンのありし頃からです。
以前、エウリアンにひっかかったこともありましたね。例のLABI隣からは撤収したみたいです。よかった。
最近は、千石電商にいたりします。目的は秘密です(誰も聞いてない)。この人かなーと思ったら気軽に話しかけてください。笑
そんな安定の秋葉原なので、マニアックな書籍をどんなに豊富に揃えていることでしょう!と、期待に胸を(筋肉とブラジャーと少しのえび反りで)膨らませつつ、そびえ立つ書泉ブックタワーに入ってみました。
私はいわゆる理工学を求めてここにきましたが、ええ、私が間違っていました。
Q 入り口で「ご趣味は何ですか」と尋ねられた気がしました。
A 私の趣味は「やや学術寄りかつ抽象的な理工系の知識を取得し、考えること」
問いかけが、刺さりました。
学術書は『丸善』『ジュンク堂』『紀伊国屋書店』それに『Amazon』。絶版の物はうまくすれば『日本の古本屋』、図書館、古書店、国会図書館。これで事足りるでしょう。これで良かったのです。私の人生は知に対する愛や抽象と共に歩むのでしょう(謎)だ。。
でも!でも!
一般書向けコーナーだってけっこう面白いんですよ…。アルマ望遠鏡(すごくざっくり言うとチリの高山地帯にある電波望遠鏡)の写真集とか!!!(普通…)
さ・ら・に、ハッブルの本も隣にある!あざといなあ
だけど、今は天文はやめよう。脳内ブラックホールにしまわれちゃうんだ…
こないだだって、ニュートリノ振動の件でテンション上がり過ぎてワクワクで、街をスキップしてたじゃないか…それで幻聴と言葉のサラダタイムに陥ったし…本人はとても楽しかったんだけど…
私は悲しみと共にNewtonを手にし、一般向け文庫コーナーに向かいました。
意外にも、岩波文庫コーナーもちょっと充実してました!やっぱよく目につくところには鉄板の書籍が並びますね。ファインマン、アインシュタイン、不完全性定理…デデキント!音楽ではグレン・グールド。なんか閉じた系ですね…たぶん上の階にいろんなのがあるんだ。
哲学ではニーチェ、カント、サルトル、ハイデガー、ヴィトゲンシュタイン。西田幾多郎…古典的な二コマコス倫理学とか饗宴は足許らへんにあります。
あれ、デカルトとかフッサールがいない…と思ったら棚の一番上にありました。超人気なさそう。
なので、脚立を持ってきました!ヒールの高い靴でしたが、山育ちなもんで、サルみたいに登るのは得意なんです
しばらくして、気づいたのですが
バタイユが(ほぼ)ない!!!!!!
これ以上の言及はやめます。
書店にも色々な販売戦略がありますし、書泉は特に尖った戦略で売上を伸ばしてる素敵な書店だと思います。またふらっと入ると思います。
しかし、いま私の求めている本は、書泉にはありませんでした。秋葉原が私を受け容れてくれて感謝です。
1階で、雑誌のまいやんの微笑みに癒されました♡
ではでは、お後がよろしいようで。