2003年9月。六本木の喧騒を離れた、静かな麻布十番の隠れ家的な一角。 「僕のこだわりを分かってくれる方にこそ味わっていただきたい。」 そんな思いからフレンチレストラン シプレを開店しました。 〜素材の良さを活かすだけではつまらない。 運ばれた料理を目にして「何だろう」と興味を引くようなものを。 口にしたときに驚きのある楽しい料理を。 そのためには手間を惜しまない。〜 だから僕の店では、一つ一つを最後まで、より良い状態で 召し上がっていただけるようにデギュスタシオンスタイル。 いろいろな料理を少しずつ楽しんでください。
オーナーシェフ 小杉浩輔(こすぎこうすけ)
1967年生まれ。 福井県出身。
「ホテル西洋銀座」、 西麻布「レリノス」などを経て、 イギリスの日本大使館公邸料理人となる。 帰国後、念願かなって独立。
シプレとは仏語で『杉』の意。 名字の小杉から由来しています。 杉の葉のモチーフを散りばめた壁一面のガラスと間接照明で、地下であることを忘れさせるような明るく温もりある空間を作りました。 昼は全体的に明るく、夜はスポットでと照明によって雰囲気も変わります。 開店にあたり、思い描いたのは“ゆとりのある空間”。 テーブルを大きめにし、席間隔を広くとり、ゆったりと食事をしていただけるようにしました。 一目で気に入ってしまったドイツ製の革張りの椅子は、 座ると時間を忘れてゆっくりと過ごしていただけるはずです。