2015年10月26日

日本酒バルささめ

/蒙古タンメン中本新宿@西新宿七丁目にて冷し味噌やさい、コーン/日本酒バルささめ/

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 急に冷え込んだような気がする。
 暑さ寒さに敏感になったのは、歳をとると脂分が減ったせいであり、痩身の成果ではありません。

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 店内改装のために来月から休業してしまう蒙古タンメン中本新宿@西新宿七丁目、そのうちに行こうと思っていたら仕事が忙しくなってしまい、行ける日が今日しかなくなってしまった。
 2008年9月から7年間続けてきた「毎月中本新宿店」、いつもと同じ足取りで階段を下り、戸を押して店内へ。

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 今月の限定メニューは先月と全く同じで、月火曜日が五目ヒヤミ、水木曜日がTOKIO醤油、金土日曜日が和風黒北極、3の付く日がビルマそば、7のつく日がカラトマサ。
 に加えて、元プロキックボクサー林健ちゃんの汁なしインドラーメン北極温泉玉子かけご飯付2015(笑)が27日から29日の三日間、15時から販売されます。

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 平日のランチタイムは満席にはならないけど、半分以上は埋まっていて、店長さんが忙しそうに配膳されています。
 麺を柔らかめでお願いしたので、少し待って冷し味噌やさい(麺少なめ、柔らかめ)980円、コーン60円

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 さて、久しぶりにノーマルの冷し味噌やさい、つけ汁ってこの大きさだったな、と、ちょっと驚いたりして。
 今日の豚バラ肉は仕入れが変わったのかと疑いたくなるほど柔らかく、美味しかった。

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 食べ終わってから店長さんに「来月から品川勤務、頑張ってください」とお声がけしました。
 ご馳走様でした。

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 仕事を終えて一路(と言いながら品川乗り換えですが)蒲田へ。
 大好きな友達の飲み友達がお店をオープンしたというので、お祝いに駆け付けようと思っていたら、ちょうど大好きなラーメン屋(最近はもっぱら居酒屋使い、以降、『荒木さん』と表記)の店主さん夫婦に「ふらわさん、かくかくしかじか、飲みに行きましょう」と誘われ、渡りの船、でしたっけ。

 2015/10/15にオープンした日本酒バルささめ、以前は立ち飲みのお店だったらしいのですが、夢を実現するためながらなんでもやるよ、的に店内改装。
 フェイスブック等を確認すると、多くのファンがお祝いに駆け付けているようですので、私の出番はあまりなく、ほっとしています。

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 店内に入るとすれ違えないほど狭い通路、右手の厨房前にカウンター席は用意さえておらず、店内中ほどを過ぎると「いらっしゃいませ、こちらでお履き物をお脱ぎ下さい」と案内されます。
 「お連れ様は先ほどいらっしゃいました」と小料理屋のような応対をされ、一階の奥には3席のカウンター席。

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 右手に振り向いて、ほぼまっすぐ登る白木の階段を登ります。
 店内奥、つまり右側は4人掛けテーブルと2人掛けテーブル、恐らくこの店の一番上席と思われる4人掛けテーブルに荒木さんご夫婦が待っていてくださいました。
 ちらっと反対側、つまり店内手前側には2人掛けテーブル4卓、お客さんの人数で柔軟に変更できそうですね。
 先ずは生ビールで再会を祝して乾杯、いやいや、お誘頂きましてありがとうございます。

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 少し口を湿らせてしゃべりやすくなったところで日本酒、メニューには百楽門のみが記載されていて、残りは壁掛けのブラックボードへ。
 ※ビール一杯で酔っぱらってしまったみたいで、ボードに自分が映り込んでしまい、申し訳ありません。
 日本酒は全て生酒、ぱっと見た感じでは純米酒のみで無濾過が圧倒的に多く、殆どが吟醸のようです。

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 料理は基本的に荒木夫人任せ、まあ、俺はお酒が飲めればいいので。
 一品目はポテトサラダ450円、燻製のジャガイモを使っていて、その辺の居酒屋とは全く別物のポテサラ、彩りの良い盛り付けに一流料理人の片鱗が見え隠れします。
 箸をつける前にしばし見とれてしまい、こういう料理を「綺麗だなぁ、美味しいなぁ」って純粋に食べていた頃が懐かしい。

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 朝獲れ天然魚のお刺身三点盛り、時価。
 大きめの器にゆったり過ぎず、さりとて窮屈にならないような盛り付け、大根のつまではなく笹の葉が敷かれ、値段をとても聞けないほど品のある盛り合わせ。

 何も言わなくてもちゃんと三人前、魚の名前の説明がありましたが、既におしゃべりで盛り上がっていてすっかり忘れました。
 肴に何か魔法をかけたかのような上品な味わいの刺身、この刺身に合うように特別に醤油も選んでいるのではないでしょうか。

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 さて、一杯目は謙信、和らぎ水は最初の一本(一リットル)は無料サービスされます(二本目からは一本100円)。
 おしゃべりは基本的にラーメンの話し、正しくは飲食の話しかな、真面目に見えて不真面目、不真面目に見えて真面目、な話し。

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 自家製のぬか漬け400円、辛子大根って説明されたような気がします。
 またまた盛り付けの美しさに見とれてしまう、どうしてこんなに綺麗に盛り付けられるのだろうか。

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 二杯目以降は純米吟醸生原酒鶴齢26BY、日本酒は全て一杯500円。
 元の値段の違いを注ぐ量で調整していると思われますが、人が人にお酒を注ぐわけですから、誰にでも同じ量と言うことはありません。

 鶴齢は好きな銘柄なので飲み過ぎてしまうと心配していて、実際に飲み過ぎましたが、先の和らぎ水で後を引くことはなく。
 細かいようですがこちらは一升瓶、一杯目は冷蔵ケースから出したてで、二杯目以降は常温で頂きました。

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 続けておでん、一人一人前では多過ぎてしまうので、適量にしていただきました。
 一般的にはしっかりとダシが染みていて、のおでんが良しとされいるようですが、個人的にはダシの味より食材の味を生かすべきだと思っています。

 どのおでんも一口サイズ、食材の味を引き立てるだけのダシの利かせ方、家庭では絶対に食べられない味わいのおでん、美味しいなぁ。
 ていうか、この料理をこの値段で出してしまうのは、何かが間違ってませんか。

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 舞茸の天ぷら。
 ここまで美味しい料理を食べて、美味しいお酒を飲んでいるので、身震いするほど天ぷらが美味しくても驚かないけど、塩には驚いた。

 なんたら産とか炒ったり抹茶を合わせたりする塩は見たことも食べたこともあるけど、塩を竹に詰めて竹を焼いて作った塩は初めてみました。
 竹塩っていうのでしょうか、高級料亭などでは普通の事なのか、少なくてもラーメン屋では見たことが無い。

 で、どうするかと言うと、その筒状の塩を擦って粉にして天ぷらに付けて頂く、と。
 舞茸が美味しいのか、塩が美味しいのか、それとも舞茸と塩が美味しいのか、自分の勉強不足を思いっ切り知らされます。

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 香り枝豆。
 焦げ目がついているようで炒めてはおらず、塩ゆでしただけの枝豆。
 この辺りでなぜか限定メニューの話しになり、ああだこうだとアイディアだけは出るけど、アイディアだけな感じで。
 まあ、何とかなるでしょう、これまでも何とかしてきたわけですし。

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 ゴボウの唐揚げ400円。
 ゴボウにしては柔らかくてとても美味しいゴボウ、このタイミングではなくもっと早いタイミングで食べるべきだったような、そうでないような。

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 豚肉を大葉で包んだから揚げ。
 料理は基本的に魚と野菜、少しだけ豚肉、僅かに牛肉ですので、鶏肉は扱っておらず、大好きな鶏の唐揚げがありません。

 用意していない料理をお客さんに言われて「ありません」、と言うのではない対応ってどの程度お店に通ってどの程度信頼を得ればいいのでしょうか。
 すだちを絞って頂くと、言われているから豚肉と大葉と分かるけど言われていなければ何の肉か分からないほど美味しい肉。

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 デザートのアイスは焼きいも入り、もちろん焼きいもは焼きたてなので、注文してから少し時間が掛かります。
 白地のテーブルに白い器に白いアイス、それでいて違う白、世の中には何種類くらいの白があるのだろうか。

 とても美味しい料理、さらに美味しいお酒を頂き、ご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
更新お疲れ様です。

有名店店主さんからのお誘いなんて
素敵ですね‼

私、先日中本某店に行きましたが
チャーハンが美味でした。
Posted by 五里霧中 at 2015年10月27日 23:53
五里霧中さん

 お誘いは身に余る光栄ですが、ありがたく受けました。
 お店も素敵で、とっても楽しかったです。

 中本某店でチャーハン(笑)、美味しくて何よりでした。
Posted by ふらわ at 2015年10月28日 00:19
ささめさんの盛りつけは至って普通だと思いますが、
荒木さんからのお誘いおめでとうございます♪

ふらわさんプロデュースの突き出しとか限定メニューを
楽しみにしています♪
まずは荒木屋さんに行かないとね(笑)
Posted by tomoco at 2015年10月28日 21:58
tomocoさん

 お刺身って、深さのあるお皿に盛り付けることは少ないと思っていました。
 荒木さんからのお誘い、見に余る光栄でしたが、謹んで受けることにしました。

 プロデュースってことは無いですよ、単なる雑談ですからね。
 今後とも、よろしくお願いします。
Posted by ふらわ at 2015年10月30日 00:31
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