増田啓佑
2015年10月29日15時11分
西日本最大級の4万人収容のサッカー専用競技場として、ガンバ大阪の新スタジアム(大阪府吹田市)が完成した。約140億円の総工費を企業やサポーターからの寄付金主体で賄ったのは、日本で初めてだ。安くてもいいものを。そんないいとこ取りのスタジアムを作る秘訣(ひけつ)を探った。
入場ゲートをくぐると、コンコースから青いスタンドと芝のピッチが目の前に広がる。近い。このスタジアムの売りは、何といっても観客席とピッチの距離の近さ。最前列まで下りていくと、タッチラインまでは7メートル。ゴールラインまで10メートル。選手たちの声やボールを蹴る音も聞こえそうだ。
新スタジアムの建設構想が動き出したのは2008年。場所は高槻市なども候補に挙がったが、現在のクラブハウスがある万博記念公園内に決まり、13年12月に着工した。総工費約140億円は、同じくサッカー専用のノエビアスタジアム神戸(約3万人収容)の約230億円と比べてもかなり抑えられた。
なぜ、そんなに安くできたのか。
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