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医療機関職員が結核、2施設で感染拡大防止- 保健所が接触者健診など指導
医療機関の職員が結核に感染したり、発症したりするケースが相次いでいる。市立ひらかた病院(大阪府枚方市)は27日、院内の医療従事者が結核を発症したと発表。福岡県久留米市の保健所も今月、市内の医療機関で結核の集団感染が起きたことを明らかにしている。二次感染を防ぐため、いずれも保健所が接触者健診などを行うよう指導したという。【新井哉】
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■市立病院の看護師が発症、接触者健診実施も
「本院の医療従事者が定期健康診断後に要精密検査を指示され、医療機関を受診した結果、結核を発症したことが判明した」。市立ひらかた病院はホームページで、保健所の指導を受け、感染拡大の防止に努めていることを明らかにした。
同病院や枚方市保健所によると、看護師が23日に結核を発症したことが判明。今のところ二次感染が疑われる入院患者や医療従事者はいないという。保健所の指導を受け、同病院は今後、接触の機会が疑われる入院患者や医療従事者に接触者健診を行うとともに、すでに退院した患者に対しても個別に健診の案内をするとしている。
久留米市の医療機関では、結核の集団感染が発生して入院患者も出た。同市保健所によると、これまでに患者や職員ら10人が感染。3人の発症が確認され、このうち1人は入院した。保健所がこの医療機関に接触者健診の実施や健康管理の徹底などの指導を行っており、10人以外に新たな感染者は出ていないという。
■「結核患者発生のリスク高い」、医療機関の対策提示
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