ニックネーム:太田たこす
いわゆる一つの同人オタク。現在の活動ジャンルはアニメ・ゲーム・マンガ(「ぱにぽに」など)のパロデマンガと評論・情報系文章本。元コミケスタッフ(館内担当)

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2015年10月28日(水)
誤報訂正の拡散に協力
ニュースがもたらした誤解『性的漫画の禁止要請』は国連の要請ではない【CUPO】様

ブーアブキッキオさんの記者会見について【第64回山田太郎ボイス】【山田太郎オフィシャルwebサイト】様

昨日「国連が日本に児童ポルノ漫画の禁止を要請した」
なんてニュースが話題になっていましたが、
国連はそんな要請はしておらず、
あれはAFP通信の誤報、
もしくは極端に誇張された偏向報道だったことが、
そのAFPの元記事が訂正されたことにより、明らかに。

「極端な」児童ポルノ漫画は禁止を、国連報告者が日本に呼び掛け

まだ知らない人もいるかもしれないので取り上げた次第。

どうも正式な報告では日本の漫画にはほとんど触れられず、
報告後の会見で出た質問への回答の中に、
報告者の私見として出た言葉だったようで。

ちなみにこの報告者ブーアブキッキオ氏のご意見、
ネットの一部では「日本叩きが目的の○○の仕業」
みたいな陰謀論もささやかれていますが、
そんなのなくてもこれは言われるだろうというのが私の印象。
欧米の(報告者はオランダ人)割と一般的な価値観では、
日本のロリコン漫画やアニメでのエロ描写は「信じられない」レベルなので、
(特に敬虔なクリスチャンの間では)
別に日本叩きが目的ではない人の間でも、
「ロリコン漫画規制すべし」と唱える人は出てきやすいでしょう。
彼女もその一人だったとしても、何の不思議もないかと。

ともあれ、
「子供を性的な対象として扱うフィクション」 への嫌悪は、
それが「実際の被害者がいない完全なフィクション」であっても、
簡単に拭い去れるものではないでしょうから、
理詰めで説明しても納得してもらえそうにないんですよねえ。
「感情の問題」の前では理屈は無力なことが多いから……

2015年10月28日 22時31分 | 記事へ | コメント(0) |
| 表現規制問題 |
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