最近は、TVCMもやったりして、すっかり日本でも定着した感のあるGoogleのモダンブラウザ『Chrome』
当方のお仕事の方のサイトや、このブログのアクセスログを見ても、今やインターネットエクスプローラ(IE)とChromeの利用者は、大体半々くらいの割合になってきています。
 私自身も、Chromeはバージョンナンバーが一桁の頃からずっとメインブラウザとして愛用していますが、以外と「Chromeは使ってるけど拡張機能(エクステンション)は未導入」って方が多いように感じます。
そこで、今回から、私が導入している拡張機能であまりメジャーではないけれど個人的にオススメなものを、いくつか紹介して行こうと思います。

第一弾は、導入する事で味気ないWkipediaのレイアウトをモダンで見やすくし、ページ読み込みも速くさせる事が出来る拡張機能(エクステンション)、『WikiWand: Wikipedia Modernized』を紹介します。

この拡張機能を導入すると、モダンでスタイリッシュなデザインに変わると同時に、WikipediaのページがWikiWandウェブサービスのサーバを経由したものに置き換えられ、WikiWandによるリンクの先読みロードが有効になります。これによって、Wikipediaサーバが重いときでもサクサク表示出来るようになります。

以下が、実際に導入した時のデザインと、導入する前のデザインの比較です。
ss_204
WikiWand導入済みのスクリーンショット
ss_205
WikiWand未導入時のスクリーンショット

一目瞭然ですが、導入すると、左側メニューが各項目へのショートカットに置き換えられ、特に長文記事の場合の読みやすさが格段に向上します。 (このメニューは非表示にする事で、記事領域を拡大する事も可能です)
また、デフォルトではバックグラウンドはホワイトですが、上記画像のように、ダークグレーにする事で視認性を上げる事も出来ます。
なお、上記のディープインパクトの記事では、今流行のトップの背景に高解像度画像が表示され、タイトルまでにスペースができるデザインになっていますが、記事のトップに高解像度画像が無い場合は、下の画像のように、背景無しでタイトルが上に詰まって表示されます。
ss_206
高解像度画像無い場合はスペース無しで表示されます(右上のカスタマイズメニュー)

上記画像の右上に出てるのがカスタマイズ項目です。
現状の設定可能項目は少ないですが、文字の大きさ記事本文の横幅を指定できます。
ちなみに、上部のメニューバーは、記事を下にスクロールすると自動で非表示になるので、リーディングの際に邪魔になるような事はありません。

ただし、この拡張機能(というよりウェブサービス)はまだ出来たばかりですので、たまに表示が崩れるような記事もあったりします。
そのときは、上部メニューバーのWikiWandロゴ横の下向き矢印からサブメニューが出ますので、そこからいつでも通常のWikipediaに戻れます。 

以上のように、かなり便利な拡張機能ではあるんですが、経由させてる自前のサーバへの負荷も小さくないでしょうし、今後メジャーになっていくと、無駄な広告表示が追加されたりするかもしれません・・・。