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自殺か猟奇殺人か 小4男児全裸遺体事件「外傷なし」に潜む闇

 これは「自殺」なのか、それとも「猟奇殺人」なのか。東京・日野市の山中で小4男児(10)が首を吊った状態で死亡しているのが見つかった。警察は「自殺」の可能性が高いとみて調べているというが果たして本当なのか。

「男児が衣服を身に着けていなかったりと不自然な点はあるが、死因は窒息死で、遺体に争った跡や目立った外傷はなく、第三者が介在した形跡がない。手足を縛っていたビニールひももゆるゆるで、結び方に不自然なところはなかった」(捜査事情通)

 現場は、京王線高幡不動駅近くにある、高幡不動尊の裏の小高い山林。男児の自宅はすぐそばだった。子どもが遊ぶような場所ではないが、当日、物音を聞いた人はいなかった。仮に自殺とすると、動機は何だったのか。

 近隣住民によると、男児は両親と妹の4人家族で、2年ほど前に越してきた。近所付き合いはほとんどなかったらしい。男児は遊び盛りの小学生なのに、近隣の児童に聞いても「名前も知らなかった。先生に聞いて初めて知った」。どうやら小学校には通っていなかったようだ。
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