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インフラ点検にロボット活用へ実演会10月29日 7時56分
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労働人口が減少するなか、水中など危険な現場を人に代わって点検するロボットの実演会が、28日、新潟県長岡市で行われました。
国土交通省などは、人口の減少に伴って労働人口が不足する一方、インフラの老朽化が進んで点検の需要が高まっているため、積極的にロボットを活用していくことを目指しています。
こうしたなか行われた実演会では、川や海のインフラを点検するためのさまざまなロボットが紹介されました。
このうち、洪水などで堤防が傷んでいないかを確認するロボットは、遠隔操作で水面を移動したあと、水中カメラを使って堤防を映し出すため、地上からでも安全に状況が分かるように操作できます。
また、濁った水の中でも水中の様子が分かるロボットは、音の反響で水中の立体的なデータを得ることができる設計となっています。
国土交通省は、危険を伴うインフラの点検現場に、こうしたロボットを早ければ来年にも試験的に導入したいとしています。
国土交通省の新田恭士企画専門官は、「ロボットの実演を見て、実現への手応えを感じた。いち早い実用化を目指したい」と話していました。
こうしたなか行われた実演会では、川や海のインフラを点検するためのさまざまなロボットが紹介されました。
このうち、洪水などで堤防が傷んでいないかを確認するロボットは、遠隔操作で水面を移動したあと、水中カメラを使って堤防を映し出すため、地上からでも安全に状況が分かるように操作できます。
また、濁った水の中でも水中の様子が分かるロボットは、音の反響で水中の立体的なデータを得ることができる設計となっています。
国土交通省は、危険を伴うインフラの点検現場に、こうしたロボットを早ければ来年にも試験的に導入したいとしています。
国土交通省の新田恭士企画専門官は、「ロボットの実演を見て、実現への手応えを感じた。いち早い実用化を目指したい」と話していました。