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耳で聴いた情報を頭の中で再構成してノートに落とすという作業が脳のトレーニングになり、講義の理解を深めるということは脳科学の観点から評価されています。
そういう意味では、板書というのも原則として不要でしょう。
(表記の問題や誤解しやすい単語を書く程度で十分です)

このような観点からすると、パワポは余計なお世話ツールとも言えるでしょう。
作家の島田雅彦氏も「パワポによって、話す側も聴く側も怠慢になってかえって効率が悪くなった」という趣旨のことを書いていました。
たしかに情報はインプットするよりアウトプットするときに脳に刻まれますよね。ふわっとした考えも話しているうちにまとまったりするし。つまりはNPすごいぢゃーん。的な。
これはすごく分かる。要するに、自分で考えられるかどうか。

大学の講義でいうと、板書やスライドショーが中心になってしまっていると残念。板書する内容が決まっているなら最初からレジュメで配ってほしいし、スライドショーを読み上げるだけなら印刷したものを配れば良い。
よく言われるように、板書もスライドも道具に過ぎず、主役は話者本人。必要十分なだけ道具を使って、できるだけ長く話してほしいと思ってしまう。
Bが出来れば苦労しないわけで、Bが出来るようになるためにはAを徹底してやったり、書き写した後に再構成したり、書いたことを口に出して読む。そうすると脳みそに定着する。
ディベートをやっていた時に、相手が言っていることをメモしながら次に何を議論するか考えることをやっていた(というかそれがやらないとできない)。究極的には、相手が喋る前に何を喋りそうというのを知っている状態がよい。そのためにプレパ(準備)を山ほどやっていて、キーになる議論は出所名が出ると「これ言うのね」というのが分かる状態。でもそれは、その前の資料収集の時点で、上記の読んで、書いて(本→Word化)、読んで(「読み練」しておかないとスムーズにしゃべれず、時間切れになる)というのをやって脳みそに定着していたから。
社会人になってから、会議しながら議事録を取って、終わったらすぐ流している。会議中に箇条書きで書きながら、必要だったら見出しとか箇条書きの階層構造いじって送る。でも、多分それができるのは、AをさんざんやってBができるようになったからだと思う。
言いたいのは、訓練によってできるようになる手法だということ。
これはわかる!

得意な科目のノートはBでできていた。苦手な科目のノートはAに追いまくられていた。Aを一生懸命やればやるほど、ますますBから遠ざかった。

A → B というステップは多分ない。思い切ってノートを取らず、最初は三分の一でも半分でもいいから、自分の頭で覚える訓練が必要のように思う。
秋学期も週に2コマ授業をやっています(今年度で最後です)。今学期はなるべく止めていますが、パワーポイントを使って授業をすると、パワポを書き写すのに忙しかったり、スマホでパワポ画面を撮って安心したり、後からパワポのファイルを欲しがったり、どうも学生が話のない内容に集中してくれない。

教師の側では、板書は図解と要点の程度にとどめて、ゆっくり分かりやすく噛んで含めるように「お話」をするのがいいのだろうなあ。これが、なかなか難しいのだが…。
この程度のことは、さして「勉強ができない人」でも普通やってるのではないかな?(笑。

>スマホで撮れば良いから。
⇒ 講義ではないが、会議、ミーティングの場合は、相手が話したこと(及び、相手と話したこと)をホワイトボードに整理し、それを最後にスマホで撮影しておけば、ノートは不要ですね。
会議前に、「ホワイトボードのある会議室を!」という連絡を、必ずやっています(笑。
学生のときは、理解してからノートに書いてました。ただ、ノートをとっても一度も見返さなかったので、最近はノートもとっていません。これがいいかどうかは不明です。
できる人だから、脳のフィルターを通した上でノートが追い付くんではないかと。。。板書の丸写しは微妙ですが判断つかないなら丸写しもあり。
弊社スタッフにとにかく書きとりが早いという能力を持つ子、早口指示を漏らさず書いて後で再理解してほぼ対応するも一部不明点があれば後で再度聴きにくる子がいます。

とはいえ、提供側の問題かも。最近の大学の先生はスライド利用比率が高まっておりスライドを配布資料として渡してくれるそうですよ。重要ポイント書き足すだけでいいのでこれがベスト。
ノートって取る意味あるの?板書してる教師は時間の無駄ってことに気づかないのかな。毎年書いてるならレジュメにして配れば良い。それよりも考えることや、議論する形態になぜ行かないのかが不思議でならない。