「ゲームジェネラル」特集

『パワードール5X』戦術指南
レビュー記事でも触れた通り、初心者にはちょっと敷居が高いかも知れない『パワードール5X』。ここでは、簡単に戦術指南を伝授。
【1】先に見つけて静かに潰せ。
【2】基本はかくれんぼ。
【3】発煙弾を有効に使え。
【4】大火力ばかりが武器ではない。
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▲ 先手必勝は戦いの基本。そのためにも、まず相手に先んじて索敵を成功させなければならない。 |
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【1】先に見つけて静かに潰せ。
これはこのゲーム基本中の基本。策敵型を駆使して、相手に見つかるより早く相手を見つけて、相手のレンジ外から速やかに破壊する。言うまでも無く、相手の目(策敵型)を優先的に潰す。
慣れないときによくあるのが、どこからともなくミサイルの集中砲火を浴びてあっけなくやられるパターン。つまり、相手は見えてるけどこちらは見えてない状態。
実は敵パワーローダーより、ミサイル満載で数の多い装甲車両の方がよほど怖かったりもする。
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【2】基本はかくれんぼ。
これは【1】にも絡むが、敵を見つけなければいけないが、逆に見つけられてはいけないということ。
建物や木の陰に隠れて敵の策敵から逃れるのは基本。仮に見つかって、そのターンに何もされなかったとしても、敵に支援砲があればステージの外からミサイルが降ってくることもある。
また、高いところからは下がよく見えて、下から上は見えないというのも注意。同様の理由でヘリコプターには要注意。プローブを投げて普通は見えないところを見えるようにしておくのも危険回避には重要だ。
パッシブセンサーを装備しておき、危険を感じたら一時的に安全圏まで退く
のも重要な戦術。特に策敵型だけは潰されないように要注意。
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▲ 木や建造物の陰に隠れていれば、相手から視認されずに済む。ただし、上空から偵察されるとその限りではないので、油断は禁物。 |
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▲ 発煙弾自体に攻撃力はないのだが、有効に活用すればこれほど効力を発揮するものはない。 |
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【3】発煙弾を有効に使え。
発煙弾は……コレを使いこなしてこそのパワードールとさえ言われる最重要アイテム。
射線を遮り、視界を阻害し、行動力を鈍らせる。使いこなせば、ただの雑木林を要塞に変えることも、敵のひしめく戦場のど真ん中を全力で駆け抜けることも出来る。
発煙弾を使いこなせれば、力で押すばかりが戦闘では無いということが分かるはず。
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【4】大火力ばかりが武器ではない。
【1】〜【3】までの要素を実行しても、まだそれでも敵を排除しきれない。勝てない。と言うのであれば装備のバランスを見直すのも必要。
例えばミサイル兵器は大ダメージが期待できるが、予備弾丸が無い上にAPへの負担が大きい。キャノンは信頼できる兵器だが、対地補正が低いキャラに持たせて当たらなければ意味が無いし、また弾丸の種類によってダメージに大きく差が出るため、常に予備弾丸を持ち歩く必要がありポケットを圧迫する。
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▲ 派手な武器に目が行きがちだが、小威力でも連射性が高いとか、携行弾数が多いとかの方が役立つことが多い。 |
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長射程で威力も命中力もあるスナイパーライフルは、重くて弾数が少なすぎるのが難点。
一発あたりの威力はそこそこながら、広範囲にダメージを与えほぼ確実に当たるグレネード弾。
ダメージは期待できないが、ミサイルを迎撃したり、相手の行動を抑止したりできるアサルトライフルやガトリング砲。トドメの一発にもかなり使える。
射程がそこそこ長く、隣接した敵を同時に攻撃し、対空兵器としても使え、なおかつ予備弾丸にAC
負荷が無い連装機関砲。
それぞれに一長一短があるので、メンバーそれぞれに明確な役割分担を持たせるのも、ひとつの手と言える。
以上、ご参考になれば幸いである。(鳴門 敦史)
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【タイトル】パワードール5X
【ブランド】工画堂スタジオ
【ジャンル】タクティカルシナリオSLG
【発売日】2002年12月20日
【価格】オープン価格
【メディア】CD-ROM 2枚
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【備考】初回出荷分の特典として、特製バインダー付属
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