「ゲームジェネラル」特集

いよいよ発売直前! 日本ファルコム期待の新作『VM JAPAN』の魅力に迫る!!
日本ファルコムの今年最初の新作となるシミュレーションRPG『VM JAPAN(ブイエム ジャパン)』。今回は6月27日の発売に先駆けて、その魅力を紹介しよう。
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ゲームのルールは、簡単に言うと、幻魔使いが幻魔を召還しあい、敵対する幻魔使いを倒すというもの。
シミュレーションRPGというと広大なマップを何日もかけて攻略していくようなイメージがあるが、本作はどちらかというと「将棋」や「チェス」などのテーブルゲームに近い。
マップがギュッと凝縮されている点、敵も味方も基本的に同じコマ(幻魔)を使用する点、「王将」にあたる幻魔使いを倒せば勝ちという点からも、将棋的なテイストが感じられる。
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▲ 『VM JAPAN』の『VM』は、同社の往年の名作『Vantage Master』を意味している。 |
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将棋と大きく異なるのは、「王将」にあたる幻魔使いが多彩なこと。プレイヤーは、剣士、神楽巫女、姫、忍び、学者、海の民、入道、法師といった8人の幻魔使いから選択するのだが、それぞれ「移動が早い」「魔力が多い」などの特徴の他、使える「術」の種類も異なっている。
特に「術」は使い方によっては戦況をガラッと変えてしまうほどのパワーを持っているため、選んだ幻魔使いによって戦い方も自ずと変わる。
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▲ 「イクサヒメ」という一発逆転的な「術」が使用できることと、見た目につられて(^^)、「姫」(デフォルト名は「キクカ」)を選択。 |
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本作の舞台は「和国」という、異世界の日本(江戸時代初期あたりか?)となっている。しかし、どこか湿度の高そうな日本的な色遣いではなく、鮮やかで魅力的だ。和風“ファンタジー”と呼ぶのがふさわしいだろう。この独特の世界観がまず大きな魅力となっている。
このあたりはデモムービー(公式サイトからダウンロードできるぞ)を見てもらうとよくわかるだろう。
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ゲームモードは「シナリオモード」「フリープレイモード」「ネットワークモード」の3つが用意されている。特に「シナリオモード」では、最初に選んだ8人の幻魔使いごとに異なるストーリーが用意されており、たっぷり楽しめそうだ。
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シナリオモードが秀逸な点は、最初は弱い幻魔しか召還できないという点。
マップを攻略するごとに召還できる幻魔が増える仕組みなので、どの幻魔がどんな特徴を持っているのかを把握しやすいのだ。
チュートリアル的にも非常に優れており、すぐにルールが理解できるあたりは、さすが老舗と感心させられる。
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▲ マップ上すべての幻魔の能力を向上させる術「イクサヒメ」で一発逆転! |
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ネットワークモードもTCP/IPを利用したインターネット対戦はもちろんのこと、IPX、モデム接続、シリアル接続での対戦がサポートされており、ナローバンド(低速回線)でも十分に楽しめるだろう。
魅力的なキャラクターや、システムの秀逸さ、1回のプレイ時間バランスの良さなど、非常に良くできたゲームだ。今後もいろいろと展開があるようなので、そちらにも注目しつつ、まずはネットワーク対戦で勝てるように腕を磨いておこう。(斎藤)
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【タイトル】VM JAPAN DVD-ROM版
【ブランド】日本ファルコム
【ジャンル】シミュレーションRPG
【発売日】2002年6月27日
【価格】オープン価格
【メディア】DVD-ROM 1枚
【対応OS】Windows 98/ME/2000/XP
【備考】特典1:OST『VM JAPAN』(完全新作音楽CD2枚組)
特典2:交響幻想曲『白き魔女』(完全新作音楽CD1枚組)
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【タイトル】VM JAPAN CD-ROM版
【ブランド】日本ファルコム
【ジャンル】シミュレーションRPG
【発売日】2002年6月27日
【価格】オープン価格
【メディア】CD-ROM 2枚組
【対応OS】Windows 95/98/ME/2000/XP
【備考】特典1:OST『VM JAPAN』(完全新作音楽CD2枚組)
特典2:交響幻想曲『白き魔女』(完全新作音楽CD1枚組)
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