岐阜県奥美濃「ひるがの高原」でのんびりとした休日を過ごしませんか?

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岐阜県の奥美濃地方は、高山を中心とする飛騨地方と接する雪深いエリア。周辺は数多くのスキー場があり、東海北陸道からのアクセスもよいため、東海地方だけでなく関西方面からのお客さんでにぎわいます。夏場は避暑地として人気があり別荘地なども点在。オールシーズン楽しめる奥美濃エリアの中でも、今回は「ひるがの高原」にスポットを当てたいと思います。

東海北陸道の「ひるがの高原SA」はスマートICがあり便利♪

愛知県から富山県を結ぶ東海北陸自動車道は、全区間のほとんどが岐阜県内を通っています。美濃地方から飛騨地方まで南北を縦断するように走っている高速道路ですが、美濃と飛騨の境にある「ひるがの高原サービスエリア」は、休日には満車になるほどの大人気のサービスエリアで、併設されているパン工房の焼き立てのパンが人気。オレンジクロワッサンはコーヒーとの相性も最高です。訪れる人の多くがオーダーすると言われている、「ひるがの高原牛乳」を使ったソフトクリームは、人気ナンバーワンの商品です。

こちらのサービスエリアにはETC専用の出入り口「スマートIC」が設置されているので、近隣の観光地にダイレクトに行くことができて便利です。今回はこの「スマートIC」を使って、わずか3分で到着できる観光施設「牧歌の里」に向かいます。

動物とのふれあいが楽しめる「牧歌の里」♪

「牧歌の里」は「ひるがの高原SA」から車でわずか3分。無料の大駐車場を完備した花と緑のテーマパークです。2015年には開園20周年を迎え、施設も充実し、多くの観光客が訪れるスポットとなりました。「牧歌の里」では、馬や羊、うさぎや牛、さらにはアルパカなど子どもたちに人気の動物がたくさん飼育されており、実際にふれあうこともできます。乗馬体験や引き馬体験、ホースショーなどが楽しめるほか、ジャージー牛の乳しぼり体験などもできます。前もって予約しておけば牛のブラッシングや羊の移動などの酪農体験もできますよ。牧場で放牧されている羊たちに触れたり、エサを与えたりもできるので子どもたちも大はしゃぎです。

季節ごとに咲き乱れる花々が見事です

「牧歌の里」は花と緑のテーマパークですので、季節ごとの花々が美しく咲き乱れ、訪れる人を魅了します。標高1000メートルの位置にあるので、街なかとは花の見ごろも少しズレていますので、一足先に花を楽しめたり、見逃した花がまだ咲いていたり、なんてこともあります。

ゴールデンウィークには水芭蕉が咲き乱れ、その後はチューリップや芝桜が一面に広がります。夏には可憐な紫色のラベンダーが美しく、コスモスやサルビアは秋の彩りを演出します。特に7月に見ごろを迎えるラベンダーは必見。花期の終わったラベンダーは刈り取られ、エッセンシャルオイルを抽出しているとのこと。「牧歌の里」で抽出されたオイルは石鹸やバスソルトに配合され、売店で売られています。

雨の日でも楽しめる工夫がいっぱいのテーマパークなんです

屋根付き列車の「ロードトレイン」は雨の日に濡れずに観光できるおすすめの乗り物。赤色のドット君と緑色のマックス君の2両が運行されています。雨の日には園内の植物がしっとりと潤ったおだやかな表情の公園を、1周約10分ののんびりとした「ロードトレイン」に乗って眺めてみてはいかがでしょう。牧舎での乳しぼり体験や、屋内の体験工房も雨の日には最適。パン作りやピザ作りなど、作ったあとに食べることができるグルメ系の体験メニューのほか、ジェルキャンドル、押し花体験、アレンジリース、羊毛マスコット作りなどたくさんの体験メニューがあります。木を使ったネームプレート作りやオルゴール作りなどもおすすめです。

バーベキュー・バイキング・スイーツ♪ グルメの種類も目白押し

お腹がすいたらメインハウス2階のレストランでのバイキングはいかがですか? 土日祝日限定で行われるバイキングランチは、園内や遠くの白山連峰を眺めながらの優雅なひとときが楽しめます。また、屋内型バーベキュー場でいただく特上の焼き肉もおすすめ。5等級の飛騨牛や奥美濃古地鶏などのメニューもあり、ファミリーに人気です。

濃厚なミルクを使ったソフトクリーム、季節限定のラベンダーソフトなどのスイーツも見逃せません。「牧歌の里」でしか食べられないものも多く、一度の訪問では食べきれないほどたくさんのメニューが用意されています。

帰りにはぜひ「分水嶺公園」に寄ってみてください♪

「牧歌の里」を楽しんだら、帰りは少し遠回りして帰ってみましょう。「ひるがの高原」を訪れたらぜひ立ち寄っていただきたいのが「分水嶺公園」。「ひるがの高原」は、美濃地方と飛騨地方の境にあるため、日本海へ流れる庄川と太平洋に流れる長良川の分水嶺となっています。実際に「分水嶺公園」に行くと、小さな水路を流れる水が左右に分かれて流れ始める場所があります。右に日本海、左には太平洋の表示があり、まさにこの地が分水嶺になっているのがわかります。国道156号線沿いにあり看板も出ているため、迷うことはありませんのでぜひ訪れてみてください。

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