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和風伝奇ビジュアルノベル!! 工画堂スタジオ、『ウソツキと犬神憑き』11月20日発売
「黄昏時には森へ近づくな」。父の戒めを知りながら、しかし自身の奥底にある何かに導かれるように森に立ち入った主人公を待っていたものは……!?
工画堂スタジオは、Windows用ビジュアルノベル『ウソツキと犬神憑き』を11月20日に発売する。
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この作品は、現代日本が舞台の和風伝奇ビジュアルノベル。
シナリオライティングは、『シンフォニック=レイン』や『羊の方舟』でおなじみの「西川真音」氏に、「北島夏」氏を迎え、独特の世界観を展開。
イメージイラスト・キャラクターデザインは、「北千里」氏が担当する。
物語の舞台となるのは、自然豊かな小さな町。人間以外にも妖怪や鬼(キ)が「同居」しているという、我々が住む世界とはやや異なる世界だ。
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| ▲ 11月20日発売の『ウソツキと犬神憑き』。妖怪や鬼(キ)が存在している現代日本が舞台の和風伝奇ビジュアルノベルだ。 |
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妖怪や鬼は、基本的には人間に意図的な危害を加える存在ではないものの、時には「霊障」や「神隠し」など、人間に対しての「危害」が表面化することもある。
この手の問題を解決することを生業とする者が「拝み屋」(霊媒師)。主人公「榊 九十九」(さかき つくも)の父親は神主にして「拝み屋」でもある。
主人公自身には妖怪や鬼が見えることはなかったが、「犬神」である「犬彦」との出会いをきっかけに彼の運命は激変。
彼らの前には謎の青年「ウソツキ」が出没し、偽りと真実を巧みに織り交ぜながら彼らを翻弄するようになるのだった……。
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| ▲ 工画堂スタジオ初のビジュアルノベルでもある本作は、テキストが画面全体に表示される。なお、実際の画面比率は同社初の16:9(クリックしてご確認を)。 |
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ゲーム期間は夏休みの1ヶ月間。1話完結のストーリーが連続していくという構成で、父の留守を預かって霊現象や妖怪たちの「いたずら」を解決し、ヒロイン達との交流を深めていく。
主人公の元には、さまざまな「依頼」が舞い込んでくる。「依頼」には、「強制イベント」と「選択イベント」がある。
「強制イベント」は、その日が来ると自動的に発生するものと、主人公がたどってきたルートによって発生するものがある。「選択イベント」は、複数の「依頼」の中からいずれかを選ぶものがある。
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「依頼」は、その多くがいずれかのヒロインと関連しているので、それぞれの「依頼」をどのように進めていくかで以後の展開にも影響が出る。なお、プレイヤーが選ばなかった「依頼」は、他のヒロイン達が受託して同時進行でこなしている。
ゲーム中のさまざまな選択を積み重ねた結果、エンディング時にヒロインの誰かとの結末を迎える。
それでは、本作に登場するキャラクターを簡単にご紹介しよう。
主人公「榊 九十九」は、神社の跡取り息子。先述の通り、「犬彦」との出会い以降、今までに見えなかった霊や鬼などが見えるようになってしまった。
「犬神」である「犬彦」は、数百年生きてきた皮肉屋で意地っ張り。嬉しいとしっぽを振ってしまうなど、犬の習性も残っている。
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主人公「九十九」の妹分である「神荼 衣織」(しんと いおり)は、人なつこく穏やかな14歳の少女。主人公を兄のように慕っている。
主人公より1歳年上(18歳)の従姉「鬱塁 百夜」(うつるい ゆや)は、妖魔を祓うことに生涯を捧げる。本家の跡取りである主人公とはさほど親しくないが、「衣織」とは姉妹のように仲が良い。
謎めいた巫女の少女「彩紀」(さいき)は、主人公の神社に狐憑きとして連れて来られる。
その「彩紀」に取り憑いているのが、見た目は20代後半の狐「芙蓉」(ふよう)。実際は数百歳で、大昔に交わした契約で鬼を殺す使命を帯びている。
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| ▲ 主人公の従姉「鬱塁 百夜」(うつるい ゆや)は、冷静かつ好戦的に妖魔を対峙する。分家の娘でもある彼女は、本家の跡取りでもある主人公に複雑な感情を抱いているが……。 |
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理由や目的は不明ながら、主人公の神社の近くにある廃校に寝泊まりしているのが「珊瑚」(さんご)・「翠子」(みどりこ)・「こなゆき」の中学3年トリオ。彼女たちの目的とは……!?
タイトルにもなっている「ウソツキ」は、主人公の父親と過去からの因縁があるという謎の青年。主人公や「犬彦」の前に現れては、あれこれちょっかいを出してくるのだが……。
「ウソツキ」とは何者で、何の目的で主人公達を翻弄するのか、鬼や妖怪と主人公の間にどんなストーリーが待っているのか……。
実際にプレイして確かめてみよう。
本作の詳細は、弊誌特集ページでもご確認を。
なお、同社公式サイトでは、本作の体験版ダウンロードも実施している。こちらもぜひお試しを!!(飯島)
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《メーカーコメント》
広報:やまよー さん
「現代の日本、どこか懐かしい雰囲気の自然が色濃く残る小さな町。
そこで紡がれるこの物語には、多くの妖怪や鬼が潜んでいます。
ときにはいたずらをされたり、ときには仲良くなったり。そして、ときには――。
犬神に憑かれた主人公は、皆様とともに、この世界の本当の姿に気付いていくこととなるでしょう。
工画堂スタジオがワイド画面でお贈りする初のビジュアルノベルゲーム。
冬の夜の帳に包まれて、ご堪能ください。
予約特典は、特製イントロドラマCDです。
ここでしか聞けない《物語の始まり》が、豪華声優陣により演じられます。
11月20日発売、和風伝奇ビジュアルノベル『ウソツキと犬神憑き』をよろしくお願いします!」
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【タイトル】ウソツキと犬神憑き
【ブランド】工画堂スタジオ
【ジャンル】ビジュアルノベル
【発売日】2009年11月20日
【税込価格】8,980円(本体価格:8,553円)
【対応OS】Windows 2000/XP/Vista/7
【メディア】DVD-ROM 1枚
【必要動作環境(推奨動作環境)】CPU:Pentium4 2.4GHz以上/メモリ:512MB以上/ハードディスク:2.0GB以上/グラフィックカード:VRAM 64MB以上のGeForce FX以上、Radeon 9500以上
【備考】弊誌モニター特典:特製イントロドラマCD(予約特典と同じCD)/ゲーム起動時にDVD-ROMが必要/動作環境などの詳細は公式サイトで要確認
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