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『パワードール』の原点をリファイン!! 工画堂スタジオ、『POWER DoLLS 1』3月27日発売
工画堂スタジオの代表シリーズ『パワードール』の原点をリファイン!!
工画堂スタジオは、Windows用戦術SLG『POWER DoLLS 1(パワードール ワン)』を3月27日に発売する。
本作は、1994年に発売されたPC-9801版『POWER DoLLS(パワードール)』をリファインした新作。
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『パワードール』シリーズは、移民惑星「オムニ」が舞台の戦術SLG。
オリジナル版の発売当時、硬派なゲーム性と抜群のキャラクター性が話題となり、OVAや小説など幅広くマルチメディア展開。以降、根強い人気を博していることでも知られている。
近未来、人口爆発により宇宙移民事業を余儀なくされた人類は、探査の結果たった一つだけ移民可能な惑星として「オムニ」を発見した。
移民船団は100年以上かかって「オムニ」に到達し、この星の開発に着手した。
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| ▲ 3月27日発売の『POWER DoLLS 1(パワードール ワン)』。工画堂スタジオの代表作が発売15周年の今年装いも新たに復活する。 |
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先行移民達が開発に汗している頃、地球では超高速で航行できる技術が開発され、それ以後は地球から「オムニ」までの移動は極めて容易になった。
これを受けて地球政府は、惑星オムニを接収し、直接統治下に置こうとした。
こうなると、世代をまたぎ100年もの長旅の末、苦労して惑星オムニの開拓に従事してきた先行移民達としてみれば、地球政府の身勝手ぶりは到底許せない。両者の対立は激化することはあっても、沈静化することはなかった。
そして、時は西暦2535年。惑星オムニに移住した人類と地球政府は、戦争状態に突入した。「オムニ独立戦争」が勃発したのだ。
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| ▲ オリジナル版と同じシナリオを収録しているものの、ゲーム視点はクォータービュー方式に変更され、グラフィックやムービーなどは一新されている。 |
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圧倒的に有利な地球政府側に対して、オムニ側は惑星開発を通じて熟成してきた歩行型土木機械「パワーローダー」を兵器転用し、人型陸戦兵器「戦闘用パワーローダー」の実戦化に成功。
独立戦争勃発から5年目の2540年、オムニ軍は切り札となる特殊部隊「第177特務大隊」が華々しくデビューしたのだった……。
プレイヤーは、二足歩行型の陸戦兵器「戦闘用パワーローダー」を装備し、女性隊員のみで編成された「第177特務大隊」通称「DoLLS」を指揮し、「オムニ独立戦争」を戦い抜いていく。
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ゲームはターン進行制で、さまざまなミッション(ターゲットの破壊、人質の奪還、指定時間応戦するなど)をこなしていく。
ミッションが始まる前に、どの隊員をどの兵器(パワーローダーだけでなく、戦闘機や輸送機、支援車両なども登場)に搭乗させるかを決定。パワーローダーは「装甲歩兵」「装甲偵察歩兵」「装甲突撃歩兵」などがあり、各種ミサイルや火砲、偵察機器、発煙弾発射機(スモークディスチャージャー)など、任務や役割に併せた兵装を装備できる。
準備が整ったら、いよいよ前線へ。どの方角から戦場に進入し、どんなルートや手順で攻略するかなど、戦術の幅はかなり広い。
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収録シナリオは評価が高いオリジナル版のままとするなど「原点」のテイストを活かしつつ、グラフィックなどは一新。
まず、ゲーム画面は『パワードール5』シリーズと同様のクォータービュー方式に変更。
地形だけでなく、パワーローダーもこの視点からの描写に変更されているため、オリジナル版より戦場全体の状況を把握しやすくなっているといえるだろう。
また、登場キャラクターのグラフィックは一新。新キャラとして、オペレーター「アズサ・ユミ」(CV:松来 未祐)が追加されている。
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| ▲ 登場キャラクターのグラフィックも一新された。今回の新キャラとして、オペレーター「アズサ・ユミ」(CV:松来 未祐)が追加されている。 |
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BGMについては、全曲「齋藤 博人」氏がプロデュースし、アレンジは齋藤氏をはじめとする多くの実力派のクリエイター達が手がけている。同氏はアレンジアルバムを自主レーベルで制作しており、本作の制作とタイミングが合ったため、それらの楽曲が本作でも使用されている。
パッケージイラストは、「小笠原 智史」氏が描き下ろしている。オープニングムービーのほかゲーム内の要となるシーンはフル3Dで新規に制作され、迫力ある演出がなされている。
なお特典として、1995年に発売されたサントラCD「POWER DoLLS」の復刻版を同梱するほか、「プロジェクトEGG」版『POWER DoLLS』も収録する(ゲームDVD-ROM内に収録)。
装いも新たに登場する『POWER DoLLS 1』。
オリジナル版を知らない読者も、ぜひこの機会に「原点」に触れてみてはいかがだろうか。(飯島)
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《メーカーコメント》
広報:ベティ さん
「『POWER DoLLS』がリファインされ『POWER DoLLS 1』と銘打って再登場します!
例えば最初のミッションの《遠すぎたダム大作戦》、プレイする人によって、こんなにもさまざまやり方があるのものかと感動しました。
過酷な状況下、多様な作戦にチャレンジしていく楽しさは、戦術SLGならではの醍醐味かと思います。
当時プレイしていただいていた方も、初めてプレイされる方も、ぜひ貴方だけの戦術を見つけて下さい!
きっと『PD1』の世界にどっぷりハマれること間違いありません」
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【タイトル】POWER DoLLS 1(パワードール ワン)
【ブランド】工画堂スタジオ
【ジャンル】戦術SLG
【発売日】2009年3月27日
【税込価格】8,980円(本体価格:8,552円)
【メディア】DVD-ROM 1枚+音楽CD 1枚
【対応OS】Windows 2000 Pro/XP/Vista
【動作環境】上記OSが動作する環境/ハードディスク:2.0GB以上
【備考】動作環境などの詳細は公式サイトで要確認/DirectX 9.0以上必須/自作機での動作は保証せず/特典音楽CDには『POWER DoLLS 2』のボーナストラックは含まず
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