ニュース詳細
山口 岩国基地騒音訴訟で国が控訴10月28日 22時28分
山口県にある岩国基地の騒音を巡り、住民への騒音被害を認め、国に対し賠償を命じた、山口地方裁判所岩国支部の判決を不服として、国は28日、広島高等裁判所に控訴しました。
山口県岩国基地の周辺の住民650人余りが、航空機の騒音による健康被害などを訴え、国に対し賠償や飛行差し止めなどを求めた裁判で、今月15日、山口地方裁判所岩国支部は、飛行差し止めなどは退けた一方、住民への騒音被害を認め、過去の被害分としておよそ5億5800万円の賠償を国に命じる判決を言い渡しました。
これについて国は、「判決内容を慎重に検討した結果、過去分の賠償を命じた裁判所の判断について受け入れ難い」として、28日、広島高等裁判所に控訴しました。控訴について、防衛省中国四国防衛局は「国の主張が認められるよう適切に対処していきたい」としています。
この裁判を巡っては、原告側も判決を不服として、29日に控訴する方針だということです。
これについて国は、「判決内容を慎重に検討した結果、過去分の賠償を命じた裁判所の判断について受け入れ難い」として、28日、広島高等裁判所に控訴しました。控訴について、防衛省中国四国防衛局は「国の主張が認められるよう適切に対処していきたい」としています。
この裁判を巡っては、原告側も判決を不服として、29日に控訴する方針だということです。