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【軍事ワールド】
韓国軍が米軍の標的になる?主力戦闘機、敵味方識別装置の更新ならず…「韓国イズム」の悪しき弊害
韓国海軍ではイージス艦など多くの軍艦にイタリアのオットー・メララ社製の76ミリ砲を輸入、搭載しているが、韓国内の武器業者は無許可でこの砲のコピー品をつくり、輸入を止めて自国の新造艦に搭載、さらには第三国相手に自社のオリジナル製品として売ろうとしたとして同社に訴えられている。
大統領府上空防護用機関砲では、国内業者が銃身部品を無断コピーして、純正品との差額を横領。さらに米ロッキード・マーチン社の技術支援を受けて開発したT-50練習機については、販路拡大のため2014年に中国での航空ショーに出展しようとして米国から「技術流出の恐れがある」との警告を受け、出展をあきらめた。
また韓国日報(電子版)によると、昨年10月には韓国の精密機械部品業者が核弾頭も搭載可能な弾道ミサイル用の部品をイランに不正輸出したとして米国で逮捕された。部品は米国精密機器製造会社の製品の加速度計6個で、中国経由でイラン軍関係者が受け取ったという。その中国が開発したJ-10戦闘機や早期警戒機KJ-2000には、中東の第三国経由で流出した米国の技術が使われているとされる。
偽装される可能性も
米軍やNATOが敵味方識別装置を更新する目的のひとつは、モード4機器の機密情報が中国などに漏れてコピーされ、「味方を装う」可能性が出てきたことにある。これを回避するため、機密性の高い識別信号をやりとりできる新型の「5」に変えようとしているのだ。
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