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米艦艇の航行 中国外務省「対話で解決を」10月28日 18時41分
南シナ海で中国が主権を主張する人工島の周辺12海里の海域をアメリカ軍の艦艇が航行したことについて、中国外務省の陸慷報道官は28日の記者会見で、「中国に対する重大な政治的挑発だ」と重ねて非難したうえで、対話による問題の解決を目指す姿勢を強調しました。
このなかで、中国外務省の陸慷報道官は、「中国の南沙諸島付近の海域にアメリカの軍艦が勝手に進入し、中国の主権と安全、それに島に駐在する人や施設の安全を脅かした。中国に対する重大な政治的挑発であり、国連海洋法条約などの国際法や中国の国内法に違反した」と重ねて非難しました。そのうえで、「中国とアメリカの指導者がワシントンで会談し、建設的な対話を通じてすべての問題を解決すべきだという重要な認識の一致を見たばかりだ。問題の解決は中国の出方だけにかかっているのではない。われわれはアメリカがともに進むことを望む」と述べました。
中国政府としては、対話による問題の解決を目指す姿勢を強調することで、今後も軍の艦艇の航行を継続する考えを示しているアメリカの圧力をかわすねらいがあるものとみられます。
中国政府としては、対話による問題の解決を目指す姿勢を強調することで、今後も軍の艦艇の航行を継続する考えを示しているアメリカの圧力をかわすねらいがあるものとみられます。