社説 【社説】南シナ海問題からみた米海軍の任務 2015 年 10 月 28 日 15:47 JST オバマ米大統領は27日、南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島で中国が造成している2つの人工島の12カイリ(約22キロ)内を航行するようイージス駆逐艦「ラッセン」に命じたが、これは正しかった。これらの戦略的な島の周辺海域・空域について、中国に主権はないとする米政権の見解を体現する動きになったからだ。しかし、その見解を貫くためには、同様の巡視活動がもっと多く必要とされる。 最近まで、スビ礁とミスチーフ礁は満潮になると水面下に沈む小さな岩礁だった。これは、国際法によりどの国も周辺海域に対する領有権を主張で... 全文記事を読むには, 有料会員登録 または ログイン 広告 SPECIAL ADVERTISING SECTION