【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の担当記者団は27日、北朝鮮当局が離散家族再会行事の取材のため訪朝した韓国記者団のノート型パソコンを過度に調べたことなどについて、北朝鮮に再発防止を求める声明を発表した。
声明は北朝鮮に対し、韓国メディアに対する不当な干渉を直ちにやめるよう求めた上で、「干渉を通じ、韓国メディアを統制できると思ったら大きな誤算」と指摘した。また、「これまで南北関係を考慮し、北の不当な態度に対する報道を自制してきたが、今後も不当な行動を続ける場合は積極的に対応する」との立場を示した。
北朝鮮は20日、離散家族再会行事を取材するため訪朝した韓国の共同取材団が持っていたすべてのパソコンを調べ、北朝鮮関連ファイルが保存されていた一部のパソコンを押収、翌日に返した。北朝鮮が韓国取材団の業務用パソコンすべてを検査したのは前例がない。
また、離散家族再会行事の撮影テープや写真を運ぶ荷物を見せるよう求め、放送を遅延させた。
北朝鮮は今月11日も開城にある高麗の王宮遺跡「満月台」で発掘された遺物を展示する行事を取材するため構成された共同取材団の一部の記者に対し、訪朝を拒否した。
声明は「記者団の活動に圧力をかけ、訪朝取材を並行しなければならない記者が北に対する批判的な記事を書くことを控えるようにする意図」と批判した。
声明は韓国政府に対しても、「北の不当な干渉が強まっているのは、政府の消極的な態度のための指摘が多い」として、積極的に対応するよう促した。