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環境相 中間貯蔵施設の予定地視察10月28日 19時17分
丸川環境大臣が就任後初めて福島県の除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設を視察し、予定地の確保が難航していることを踏まえ、地権者の特定や補償額の算定の方法を見直して、施設の整備を加速させる考えを示しました。
丸川環境大臣は28日午後、福島県を訪れ、大熊町と双葉町に建設される中間貯蔵施設の予定地を就任後初めて視察しました。
予定地に設置された「保管場」では、ことし3月から県内の仮置き場から除染で出た土などの搬入作業が始まっていて、土が入った袋をトラックに積み替えたり5000個以上の袋が保管されていたりする現場を視察し、職員から安全対策などについて説明を受けていました。
中間貯蔵施設を巡っては、先月末までに用地の売買契約に至ったのが、およそ2300人の地権者のうち9人にとどまっているほか、全体の半数近くが連絡が取れない状態で、本格的な整備を始めるめどは立っていません。
視察のあと丸川大臣は記者団に対し「障害を乗り越えるために、どういう作業手順が必要かを見直している。施設の整備に向けて心を尽くして努力しないといけない」と述べ、地権者の特定や補償額の算定などの方法を見直し、施設の整備を加速させる考えを示しました。
予定地に設置された「保管場」では、ことし3月から県内の仮置き場から除染で出た土などの搬入作業が始まっていて、土が入った袋をトラックに積み替えたり5000個以上の袋が保管されていたりする現場を視察し、職員から安全対策などについて説明を受けていました。
中間貯蔵施設を巡っては、先月末までに用地の売買契約に至ったのが、およそ2300人の地権者のうち9人にとどまっているほか、全体の半数近くが連絡が取れない状態で、本格的な整備を始めるめどは立っていません。
視察のあと丸川大臣は記者団に対し「障害を乗り越えるために、どういう作業手順が必要かを見直している。施設の整備に向けて心を尽くして努力しないといけない」と述べ、地権者の特定や補償額の算定などの方法を見直し、施設の整備を加速させる考えを示しました。