FIFA会長選:鄭夢準氏が出馬を断念

 鄭夢準(チョン・モンジュン)大韓サッカー協会名誉会長(64)が国際サッカー連盟(FIFA)次期会長選挙出馬を断念した。鄭夢準氏は26日、自身のブログ(myfairplay.org)に掲載した「FIFA会長選挙から退いて」というタイトルの文章に、「FIFA倫理委員会の不当な措置により立候補者登録締め切り日の10月26日を過ぎてしまった。次期会長選挙出馬を正式に断念しなければならなくなった。サッカーを愛する者の一人として、FIFAの実質的な変化を引き出すための戦いに立ち上がる」と書いた。

 鄭夢準氏は今月8日、秘密保持義務違反などを理由にFIFA倫理委員会から資格停止6年と罰金10万スイスフラン(約1200万円)という処分を受けた。同氏は「資格停止処分を一時停止してほしい」とスイス連邦地方裁判所に仮処分申請したが、棄却された。このため結局、立候補者登録期限だった26日までに登録できなかった。

崔仁準(チェ・インジュン)記者
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