宮崎健二
2015年10月28日13時36分
中村学園大(福岡市)は11月から、学生自身による商品開発といった主体的学習の資金調達に「クラウドファンディング」の手法を採り入れる。インターネットで学外の個人や団体に呼びかけて資金を集めるもので、同大によると、制度化する大学は全国初という。
同大では、学生による地産地消の商品開発など、地域貢献につながるカリキュラムを実践。しかし、学生が取り組む際、予算の制約から試作費や交通費などの捻出に課題があった。
今回はクラウドファンディングの運営を手がける札幌市の会社と連携。大学に開設される資金調達専門相談窓口に社員が常駐して、資金が必要な学生らの相談を受け付け、出資意欲をわかせるような計画案を一緒に練り上げていく予定だ。
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