現代・起亜自動車は今年7-9月、中国市場での販売不振などの悪材料を乗り越え、販売台数ベースで世界5位を死守した。
同社によると、7-9月の販売台数は187万7000台で、世界シェアは8.8%だった。同社のシェアは2010年に8.0%、11年に8.6%を記録した後、12年から昨年まで3年連続で8.8%を保っている。
現代自関係者は「ツーソン、K5、ソナタハイブリッドなど主力輸出車の新モデルが年末にかけ本格的に世界市場で販売されるため、10-12月期以降の見通しは明るい」と述べた。起亜自の新型K5は10月から、ソナタハイブリッドは年末から欧米市場に投入される。
産業研究院(KIET)のイ・ハング上級研究委員は「新車の発売効果に加え、中国の自動車購入税減税が追い風となれば、現代・起亜自が年初に設定した全世界で820万台という販売目標は達成可能だ」と述べた。