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要件を言おうか

マックで働くフリーターの備忘録

マックで1280円騙し取られました。木下ふざけんな!!

日頃の行いが悪いせいか最近不運が続いてるしんまです。

昨日もマックで働いてる際に不運な事件に巻き込まれました。

めちゃくちゃ悔しいのでブログに書きます。

 

ランチタイムが過ぎた14時ごろ35〜40歳くらいの中年男性が来店されました。

その男性は来店する否や「この前商品入れ間違いの件で電話した木下です」と言いました。

ベーコンレタスバーガーのセット2つ買ったけど、ベーコンレタスが入っておらず、代わりにフィレオフィッシュが入っていたというもの。

 

つまりクレーム。

 

早速事実確認をするため、クレーム記録が記されているノートを見たけど該当案件は見当たらず。

基本こういったクレームが発生した場合は、クレームノートに記録しておくのですが、今回に関してはお客様が仰られた内容のクレームはありませんでした。

 

「おかしいな・・・」

 

その時店にいた子たちにも、こういったクレームがあったか聞いてみたけど、誰もわからないという。

 

「店になんの引き継ぎ記録もなし・・・」

 

しょうがないのでお客様の元に向かい、レシートをお持ちかどうか聞きました。

お客様の言うことが事実であるならレシートがあるはず。

これでレシートを持っていれば話の信憑性が増すのだけれども、お客様は財布をゴソゴソ探すそぶりを見せて一言。

 

「すいません。ありません」

 

レシートもなし。クレーム記録もなし。つまり、

お客様が言っていたクレームが実際にあったかどうかの確認がとれないわけです。

その時点で僕は対応不可と判断して、お帰りいただこうかと思ったその時、

 

「今から家にレシートを取りに行きます」

 

と告げられました。

この一言で僕はやられました。

こっちのミスかもしれないのに、わざわざ家までレシートを取りに行ってもらうのは申し訳無さすぎるし、とても嘘を付いている口ぶりじゃなかった。本当にレシートはあるんだ。

不覚にもそう思ってしまいました。

 

「いえ、そこまでしていただかなくても構いません。返金させていただきます」

 

僕はそう言ってしまったのです。

 

感じがよ良さそうな人だったし、嘘を付いている人間がわざわざレシートを家まで取りに行くとは言わないだろうと思ったし、何より本当にこっちのミスだったら申し訳無さ過ぎるし。

 

そういった感情が渦巻いて、僕はクレームがあったかどうかの事実確認をせずに返金対応をしてしまいました。

マクドナルドのルールとして原則レシートがない場合は、返金や新しい商品の提供をしてはいけません。

 

しかし僕は木下と名乗る男を信用してしまい、ベーコンレタスバーガー2セット分の料金1280円を返金してしまったのです。

 

その後、店のマネージャー全員に木下という客の電話対応した覚えがあるか尋ねると、皆口をそろえて知らないと言います。

 

事実なし。

正真正銘詐欺でした。

こちらの心理を巧みに突いたやり口で、僕はまんまとお金を騙し取られました。

 

僕自身レシートがない場合は対応してはいけないと教えられていたし、そういう場面に直面しても、絶対騙されない自信がありました。

しかし木下と名乗る男は物腰が柔らかく丁寧で、人が良さそうな感じ。

とても嘘をつくような人じゃないように見受けられました。

家までレシートを取りに行くという発言に、めちゃくちゃ罪悪感を感じてしまったのが一番の決定打。

この発言さえなければ多分返金処理はしてませんでした。

してやられました。

 

自分は絶対騙されないと思ってたのに!という騙される奴が一番最初に吐くセリフをグッと飲み込み、今後もこういった返金詐欺被害に合わないように、会社の全グループ19店舗に注意喚起を促しました。

 

詐欺の手口を文面にすると「全然大したことなくね?」と思うかもしれないけど、実際その場面に直面したら、以外に気づかないもの。

飲食店で働いている方は是非お気をつけあれ。

本当にふざけんなよ木下。

 

それにしても、たかが数千円を得るために自分の顔を晒して、詐欺を働くって意味分かんないです。

それって普通に考えてハイリスク・ローリターンじゃん。

まだ万引きとかの方が割に合うような気がするけど。

 

詐欺の罠だまされるものか!―あなたを守る実例集 (CARTOP MOOK)

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