シルム(韓国相撲)出身の総合格闘家、崔洪万(チェ・ホンマン)氏(34)が、巨額の詐欺容疑で検察に出頭し、取り調べを受けている。
ソウル東部地検は26日「崔氏が詐欺容疑で告訴された事件に関し、数回にわたる出頭要請に応じなかったため、今月20日に指名手配した。きょうになって、崔氏が出頭し、取り調べを受けた」と説明した。最近まで日本に滞在していた崔氏は、24日に韓国に帰国した。自分が指名手配されていることを知り、26日午後7時40分ごろ検察に出頭した。
検察によると、崔氏は2013年12月、マカオで知人男性(36)に対し「交際中の女性に時計を買ってあげなければいけないが、金が足りない」と告げ、71万香港ドル(約1108万円)を借りた後、返済しなかった疑いが持たれている。また昨年10月には「急に金が必要になった」として、別の男性(45)から2500万ウォン(約267万円)を借り、返済しなかった疑いも浮上している。
身長217センチの長身で、「テクノ・ゴリアテ」という異名で親しまれた崔氏は2003年、シルムの第41代天下壮士(日本の大相撲の横綱に相当)に上り詰めた。04年には総合格闘家に転身し、数回勝利を収めた。05年には日本の総合格闘技「K-1」などに進出、23回の試合で14勝9敗を記録した。格闘家として人気を集める一方、テレビのバラエティー番組や映画などにも出演した。
2009年、ある格闘技大会で日本の選手に負けた後は、しばらく第一線から身を引いていたが、今年7月には東京で5年ぶりに復帰戦に臨んだ。だが、1ラウンドでKO負けを喫した。