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非正規労働者の正社員転換など経済界に要請
10月28日 19時14分

塩崎厚生労働大臣は経団連の榊原会長らと会談し、本人の意思に反して非正規で働いている人たちの正社員への転換や、待遇の改善を促すため、加盟する企業などへの働きかけを強めるよう要請しました。
この中で塩崎厚生労働大臣は、「非正規労働者は、正規雇用の労働者と比べて雇用が不安定で賃金が低く、能力開発の機会が少ないといった課題がある。希望や意欲、能力に応じた正社員への転換や、待遇改善を推し進めていかなければならない」と述べました。
そのうえで塩崎大臣は、「経団連の皆様にもご理解をいただき、傘下の企業の皆様への周知啓発にご協力をいただきたい」と述べ、本人の意思に反して非正規で働いている人たちの正社員への転換や、待遇の改善を促すため、加盟する企業などへの働きかけを強めるよう要請しました。
これに対し、榊原会長は「経済界としては、将来的な労働人口の不足の問題などを踏まえ、意欲、能力のあるパートや派遣労働者の正規化を進めているが、取り組みをより加速し、前向きに進めるよう呼びかけていきたい」と応じました。
このあと塩崎大臣は、経済同友会の小林代表幹事とも会談し、同様に協力を求めました。

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