トップページBusinessニュース長期金利 半年ぶりに0.3%割り込む
ニュース詳細

長期金利 半年ぶりに0.3%割り込む
10月28日 14時45分

28日の東京債券市場は、アメリカ経済の先行きに対して慎重な見方が広がったことや、日銀が追加の金融緩和に踏み切り国債の買い入れが増えるのではないかという観測から日本国債を買う動きが出て、長期金利は半年ぶりに0.3%を割り込みました。
28日の東京債券市場は午前中、日本国債を買う動きが出て、長期金利の指標となる償還までの期間が10年の国債の利回りが、0.295%をつけました。長期金利が0.3%を割り込むのはことし4月28日以来半年ぶりです。
これは、27日にアメリカで発表された経済指標が市場の予想を下回り、景気の先行きに対して慎重な見方が広がったことから、アメリカ国債を買う動きが出て、これにつられるかたちで日本国債が買われていることや、30日まで開かれる日銀の金融政策決定会合で、追加の金融緩和策が打ち出され国債の買い入れが増えるのではないかという観測が一部で出ていることなどによるものです。
市場関係者は、「アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会が金融政策を決める会合のあと、日本時間の明日未明に発表する声明の内容を見極めたいという投資家も多く、長期金利の下落幅は小幅にとどまっている」と話しています。

関連ニュース

k10010285511000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ