久しぶりに母校の学食でランチ、夜は20年ぶりに行きつけだった中華料理店へ

080428_1.jpg080428_2.jpg

 今日は連休の谷間ということで、会社はお休みにさせてもらいました。
 一方Cさんは今日から4泊5日の日程で室蘭に帰省です。

 久しぶりの平日のお休み。実は前からしてみたいことがあったのです。
 それは、久しぶりに母校の大学に行ってみること。
 行こうと思えばすぐにでも行けると思いながら、最後に行ったのはもう13年前。
 今日はさらに気合いを入れて、20年程(←ぼかし)ぶりに本格的に学内を散策してみようと思いました。
 
 平日なので学生もたくさんいると思い、いつもより少し念入りに(若く見えるように?)お化粧をし、学生っぽくパーカーをはおって大学に乗り込みました。
 久しぶりに行った大学は、春の陽気の中で緑が美しく、のんびりとした雰囲気でした。
 寮の食堂前にはサークルの勧誘のちらしがたくさん張られ、ジャージ姿の学生が逆立ちの練習をしていました。

 思えば今から20年前に入学した時も(←卒業と同じだ)これと同じようなうららかな春の陽気でした。
 初めての一人暮らしで、自由の幸せに打ち震え、心は希望に充ちあふれていました。
 ああ、懐かしい。ほんとに懐かしい。

———————————————-
 学内を歩くと、若々しい学生がたくさんいました。
 ああ、可愛い後輩たちよ。私はあなた達の先輩なのですよ! などと言ってみたくなりましたが、変な人に思われるのでやめました。
 楽しかった大学時代。ぱっとしなかった中学高校時代を取り戻すかのように楽しく充実した毎日でした。
 
 学内をしばらく歩いたところでちょうどお昼どきになったので、学食へ。
 解放感のある高い天井。大きなガラス窓からは陽射しがたっぷり差し込み、実に気持ちが良いのです。
 お昼を食べ終わった後に、一人でぼんやりと物思いにふけるのがとても好きでした。

 今日も同じようにカフェテリアでハンバーグ定食をお盆に乗せ、学生に交じってのんびりと食事をして、外の芝生でくつろぐ学生たちをぼんやりと眺めながら午後の一時を過ごしました。
 20年。ほんとにいろいろなことがありました。たくさんの出会いと別れ、失職、マンション購入、バンド活動をしたり、WEBに傾倒したり。大きな病気も3回しました。そんな時を越えて、全く同じようにランチを食べている自分が不思議でした。

 午後は学内の図書館へ。
 図書館には学生時代にたくさん行きました。心地よいソファーに沈み込み、膨大な数の書籍や雑誌に囲まれて過ごす時間はまさにアカデミックで知的好奇心を満たしてくれる至福の時間でした。

 今日も私が専攻した専門書が並ぶ書架のところに行ってみたのですが、その本の匂いをかいだ瞬間、20年前のあの時に一気に時間が戻りました。
 周りでは静かに勉強する学生たち。
 やはり大学は素敵です。出きることならまた戻りたいと痛感しました。

 夕方まで学術雑誌などを読みふけり、お腹が空いてきたので、ちょっと早いのですが、大学の近くにある馴染みの中華料理店に行ってみました。
 学生時代は、私が店の外に見えると、もう定番の注文メニューを作り始め、私が席に座るとすぐに出てくるといった具合でした。
 20年ぶりにお店に入ってみると、なんと厨房には同じおやじさんが立っているではないですか。しかも驚くことに全く変わっていませんでした。
 
080428_3.jpg ものすごく嬉しくなり、大好きだった「レバー炒め」(400円)、「餃子」(350円)と生ビールを注文。
 出てきた料理がまた全く味が変わっていないのに驚きました。もちろん抜群の美味しさです。
 匂いもそうですが、味でも時間が一瞬にして巻き戻った気持ちになりました。

 生ビールをおかわりし、大満足でお店を出て家路につきました。

 久しぶりに行った大学は私の心の中の時間を巻き戻し、若い息吹を吹き込んでくれました。
 すごく嬉しかったです。

 また時々行ってみようと思いました。

ありがとうございます
関連する記事はありません
   

この記事へのコメント

▼コメントの投稿の仕方について

このサイトでは、「Disqus」と呼ばれるコメント機能を使っています。
ツイッターやフェイスブックなどにアカウントをお持ちの方は、コメント欄右上の「ログイン」をクリックしてログインすることで、ご自身の各プロフィールでコメントすることが出来ます。

アカウントを使いたくない場合は

1)「コメントを投稿する…」をクリックしてコメント入力
2)「名前」をクリックして入力(お好きな名前で)
3)その時表示された「メールアドレス欄」に入力

すればコメントできます。
(入力したメールアドレスは表示されません)

左下の「購読」ボタンを押すと、返事がついたときにメールでお知らせします(多分)。
ひと言コメントをいただけるとモカが泣いて喜びますエルモ泣き