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イーライセンスとJRCの筆頭株主にエイベックス!JASRAC崩壊くる?

2015年9月28日に、あのエイベックス・ホールディングスが、
イーライセンスとジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)の筆頭株主となりました。
そしてその後、エイベックスはJASRACから離脱するという決定をしました。

説明いたしますと、
  • イーライセンス
  • JRC
  • JASRAC
の3社は、著作権管理事業者なのです。

著作権管理業者といえば、あの有名なJASRAC一択と思っていましたが、その他にもあったんですね。

著作権等管理事業法という、著作権を管理する事業団体に関する法律が
2000年11月29日に公布、2001年10月1日より施行されたのに伴い
イーライセンスとJRCが設立されたのです。

そしてエイベックスはさらに、イーライセンスとJRCの2社を統合する協議を始めました。

圧倒的シェア(?)を誇っていたJASRACに対し、統合された2社が立ち向かえば著作権料の競争が生まれる可能性があり、打倒JASRAC(?)を目指す方にとっては良い刺激になる可能性があります。






エイベックスの狙い


今までエイベックスは、約10万曲もの楽曲の著作権管理をJASRACに任せていました。

その管理をイーライセンスとJRCを統合した
「イーライセンスJRC」(便宜上、こう呼ぶことにします)に移行する方針です。

そうする事によって、イーライセンスJRCの筆頭株主のエイベックスに、金銭的なメリットが生まれるのは確実でしょう。

全く無関係の会社に仕事を流すより、傘下のグループに流した方が、利益になるのと同じですね。

エイベックス所属の歌手の楽曲をかける場合は、イーライセンスJRCに使用料を払う様になるのです。
イーライセンスJRCの売り上げの何パーセントかは筆頭株主のエイベックスの懐に行き、潤うわけです。






著作権使用料の競争になればいいが


エイベックス所属ミュージシャンの楽曲を使用したい場合は、今後はイーライセンスJRCと契約する必要があります。

結局今までJASRACに払っていたお金をイーライセンスJRCに払うだけになり、使用者にメリットはありません。

そうではなく、JASRACもイーライセンスJRCもエイベックスの楽曲を管理し、使用者がどちらから購入するかを選択できればいいと思います。

そうする事によって競争が生まれ、市場が活性化することでしょう。
何より、今のJASRACへの風当たりの強さも緩和されることでしょう。








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