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エイベックス・ミュージック・パブリッシングが2者の筆頭株主に
著作権管理事業者のイーライセンスとJRCが統合へ。エイベックス子会社が株式取得
編集部:小野佳希
2015年09月28日
エイベックス・ミュージック・パブリッシング(AMP)は、著作権管理事業者であるイーライセンス、ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)の株式を第三者割当増資の引き受けにより取得することを本日の取締役会で決議。今後、イーライセンスとJRCの事業統合に向けて協議を開始する。
イーライセンスとJRCの株式取得について、AMPは「音楽著作権の管理向上及び利用促進のため」と目的を説明。また、今後AMP、イーライセンス及びJRCの三社は、楽曲の権利者及び利用者双方に、よりよいサービスを提供し、著作権管理事業者として音楽産業・文化のさらなる発展に寄与することを目的として、イーライセンスとJRCの事業統合に向けて協議を開始する。
事業統合が合意された場合の具体的手続き、統合時期等詳細については、決定次第あらためてアナウンスするとしている。
なお、AMPは従来からイーライセンスの株を16.8%持っており、イーライセンスはすでにエイベックスグループの持分法適用会社だった。今回の株式追加取得によって、エイベックスによる株式所有割合は34.4%に増加し、筆頭株主になる。
JRCについてはAMPは今回新たに株式を取得。9月30日付で全株式の46.6%を取得して筆頭株主になり、JRCはエイベックスグループの持分法適用関連会社となる予定。また、10月1日付でAMP代表取締役社長である阿南雅浩氏がイーライセンスの代表取締役社長に就任する。
イーライセンスとJRCの株式取得について、AMPは「音楽著作権の管理向上及び利用促進のため」と目的を説明。また、今後AMP、イーライセンス及びJRCの三社は、楽曲の権利者及び利用者双方に、よりよいサービスを提供し、著作権管理事業者として音楽産業・文化のさらなる発展に寄与することを目的として、イーライセンスとJRCの事業統合に向けて協議を開始する。
事業統合が合意された場合の具体的手続き、統合時期等詳細については、決定次第あらためてアナウンスするとしている。
なお、AMPは従来からイーライセンスの株を16.8%持っており、イーライセンスはすでにエイベックスグループの持分法適用会社だった。今回の株式追加取得によって、エイベックスによる株式所有割合は34.4%に増加し、筆頭株主になる。
JRCについてはAMPは今回新たに株式を取得。9月30日付で全株式の46.6%を取得して筆頭株主になり、JRCはエイベックスグループの持分法適用関連会社となる予定。また、10月1日付でAMP代表取締役社長である阿南雅浩氏がイーライセンスの代表取締役社長に就任する。
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