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中医協 ジェネリックの価格引き下げ検討
10月28日 15時24分

中医協=中央社会保険医療協議会は来年度の診療報酬の改定に向けて、価格が安い後発医薬品、いわゆるジェネリックの使用を促進するため、価格をさらに引き下げる方向で検討を進めることになり、年内に結論を出すことにしています。
政府は医療費の抑制に向けて、医薬品の特許が切れたあとに販売される価格の安い後発医薬品、いわゆるジェネリックの使用割合を現在の50%程度から、2020年度までのなるべく早い時期に80%以上に引き上げるとする目標を掲げています。
こうしたなか28日開かれた中医協の専門部会は、現在、原則として新薬の60%とされているジェネリックの価格を巡って意見を交わしました。この中で、出席者からは「ジェネリックの使用をさらに促進するため、価格を引き下げるべきだ」という意見が相次いだほか、「引き下げにあたっては、医薬品の安定供給や品質確保も考慮すべきだ」といった指摘が出されました。
こうした意見を踏まえ、中医協は来年度の診療報酬の改定に向けて、今後、ジェネリックの価格をさらに引き下げる方向で検討を進めることになり、年内に結論を出すことにしています。

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