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電子書籍の作り方

本を作って KDP で出版しよう!

電子書籍『heartbreaking.』のはじまり

はしごたん本制作

はてなブログで「はしごたん」を見つけた。

感情の赴くままに書き出される言葉が凄い。書かれている内容もまた凄い。こんなに赤裸々に自分のことについて語れるものなのか。そして人生が詰まった 10 年分の過去ログに圧倒された。

はしごたんのブログを読み始めた頃、電子書籍制作を断念したエントリー(お金なんかいらないです無料でこのブログで読めます)に「電子書籍やるべきです。やらないなんてもったいない。」とコメントしたのが今回の電子書籍制作の始まりです。

私自身、電子書籍を作って KDP(Kindle ダイレクト パブリッシング) で出版したことがあるので、その制作の中で一番大変なことは「書くこと」だと理解しています。これだけの文章が書けるなら、余裕で本を出せるだろうと思いました。書くことに比べたら、書籍化の制作工程は大した作業ではないです。

はしごたんの他者に対する攻撃的なエントリーがなぜ生まれるのか、過去ログを読み進んでいって理解できたような気がしました。すべての出来事は繋がっている、それが分かった。ブログのエントリーのそれぞれは、それらが書かれた瞬間瞬間でしかありません。しかし、エントリーを選び出して繋げることで物語にできるのではないかと考えられるほど、はしごたんのブログには何か一貫したものを感じました。

この思いを彼女に伝えて電子書籍の制作を共に行うことになりました。彼女は自身のブログの書籍化のために、私ははしごたん物語を世に出してみたいという気持ちを強く持っていたのと、この経験を元に電子書籍制作の記事(いま書いているブログ)を書くためです。

電子書籍は紙の本に取って代わるものではなくて、個人が書籍を気軽に出版できる新しいツールであると思っています。ただその方法がまだ広く知れ渡っていないため、埋もれている作品が多くあるに違いません。もっともっと作品は世に出るべきと思いますし、いろいろな人が書いたものを読みたいです。そういう思いで、電子書籍制作についてのまとまったブログを書こうと考えていました。

はしごたん物語ともいうべき電子書籍『heartbreaking.』の制作行程、考えたこと、試行錯誤したこともいれて解説していきます。

このブログがこれからの電子書籍制作の一助になれば幸いです。

はしごたんのエントリーも是非お読みください↓

kuroihikari.hatenablog.com