住居侵入:床に穴開け、階下の女性暴行目的…容疑の男逮捕
毎日新聞 2015年10月28日 11時36分(最終更新 10月28日 11時44分)
マンションの自室浴室の床に穴を開けて、階下に住む女性宅に侵入・暴行したなどとして、茨城県警つくば中央署は27日、つくば市の会社員、佐藤忠人容疑者(51)を住居侵入と強制わいせつ致傷の容疑で緊急逮捕した。佐藤容疑者は女性が経営する飲食店の常連客で、容疑を認めた上で「今月中旬に引っ越し、10日間くらいかけて、のこぎりなどを使って穴を開けた」と供述しているという。
逮捕容疑は27日午前0時半ごろ、つくば市内のマンション2階の自室から下の階に住む女性(39)宅に侵入し、帰宅した女性にわいせつな行為をしようと、スタンガンを押しつけるなどして、左手に軽いけがをさせたとしている。
穴は一辺約50センチ程度で、佐藤容疑者宅の浴室の床から女性宅の浴室天井まで貫通していた。女性はこの日まで、天井裏の物音や異変には気付かなかったという。
佐藤容疑者は女性に抵抗されて玄関から逃走。約5時間後、数百メートル離れたコンビニエンスストアにいるところを県警機動捜査隊員に発見された。逮捕時、スタンガンや手錠を所持していたという。【松本尚也】