ぼくは村上春樹さんの作品が大好き。
村上春樹さんのおかげで知ったのがこの作品。
まだ村上春樹さんが訳す前に出版されていた野崎孝さん訳で20年前くらいに読んだ。
そして、村上春樹さん訳が2006年に出版され、出版直後に読んだ。
そして、最近ブックオフで108円で売ってたので買っちゃった。
買った経緯はこちら。
アダルトサイトを暇つぶしに見る情けない男たち - 離婚したい男
☆ ☆ ☆
人生で3冊買って6回以上読んでるはずだけど、いつ読んでも裏切らない。
おもしろい!
"読むたびに新しい発見がある" というよりは、"読むたびに前よりさらにおもしろさがわかる"みたいな感じ。
陳腐な言葉だけど、"不純なことをやらざるをえない純粋な愛" を描いた作品。
ぼく個人の感想では、太宰治さんと同じカテゴリー。
大好物カテゴリー♪
これから読まれる方で、翻訳ものを読み慣れてない方は、村上春樹さん訳のほうがいいと思います。読みやすいので。
「ノーベル賞をとったヘミングウェイは最近評価落ちてきたけど、フィッツジェラルドは評価され続けてる」ってどっかに書いてあった。
評価うんぬんはぼくにはわからないけど、確かにヘミングウェイは今読むとちょっと古くさい匂いがする(気がする)。それでもヘミングウェイの短編はとってもおもしろい!
たまには翻訳ものもいかが?