陰部切断ボクサー側が初公判で「陰茎の治療期間が争点」
2015年10月28日11時44分 スポーツ報知
今年8月、男性弁護士(42)を殴り陰部を切断するなどして、傷害などの罪で起訴された東京都中野区の無職・小番一騎(こつがい・いっき)被告(24)の初公判が28日、東京地裁(安東章裁判長)で行われた。被告の弁護側は起訴事実について、傷害などの事実は認めたが、被害者が負傷した陰部の通院が1年を要するとしたことについて「陰茎の治療期間が争点となる」とした。
この日、小番被告は、大きめの黒スーツにノーネクタイ姿、青いサンダルを履き、傍聴席を見渡すように入廷。以前通っていたボクシングジムのホームページにあったスキンヘッドで、鍛え抜かれた体のイメージとは違い、1・5センチ程度の丸刈りで、ふっくらした面持ちだった。
裁判長に現在の職業を聞かれると、小番被告は「無職です」と答えた。「起訴状には、大学院生となっているが、無職でいいんですね」と念押しされると、小番被告は「はい」と答えた。
検察側は起訴状の中で、罪状を述べた後、被害者の男性が打撲によって全治1か月、陰部切断によって1年間の治療期間が必要とした。これに対し、弁護士側は罪状については認めたが、「陰茎治療に1年間かかることが争点になる」と反論した。
起訴状によると、小番被告は8月13日午前7時40分頃、港区虎ノ門2丁目にある法律事務所内で弁護士を数回げんこつで殴った上、枝切りバサミで陰茎を切断し重傷を負わせた。また、虎ノ門駅構内で、18・9センチの包丁を所持していた。
小番被告はボクシング経験者。所属していたジムのホームページによると、階級はスーパーライト級でプロライセンスを取得していた。事件当時、慶大大学院で法律を学んでおり将来の夢を「法曹」と記していた。
次回の公判は11月26日。