( 10/28 付 )

 はるか昔、高校時代に教わったサイン、コサインは覚えていなくても仕方ない気がする。でも、中学から大学まで10年は学んだはずの英語が身に付いてないのを実感すると、残念でならない。

 外国人に話しかけられても理解できず、こちらの意図も伝えられない。英語の授業は何だったのかと思うのは若い世代も同じらしい。産業能率大による新入社員調査で、学校の英語教育は話す力、聞く力の向上に役立たなかったと過半数が答えた。

 「海外で働きたいか」の問いには、63%がノーと回答し過去最多となった。語学に自信がないのが一番の理由という。調査が始まった2001年と比べ2倍以上となり、内向き志向が強まったと指摘されている。

 環太平洋連携協定(TPP)はじめ国境を越えたやりとりが予想される中、若手の消極性を心配する声もある。一方で人口減少に危機感を持ち、海外とも協力しながら日本のグローバル化を推進すべきだと考えている人が多数を占めた。

 苦手な語学も「既に勉強している」「これから学びたい」など、7割が自らの不安を解消しようとしている。まずは英語だが、経済大国を意識してか中国語への関心も高い。

 「二つの言語を知っている人は、2人分の価値がある」とは、フランスのことわざである。人口減を語学力で補うと考えれば、年を重ねてからでも挑戦する価値は十分ありそうだ。


 
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