大阪 巡査長を逮捕 タクシー料金払わず暴行か

10月28日 2時39分

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大阪・吹田警察署の２５歳の巡査長が、タクシーの料金を支払わずに車から降り、追いかけてきた運転手にひじ打ちをしてけがをさせたとして、強盗傷害の疑いで逮捕されました。調べに対し、「酒に酔っていてよく覚えていない」などと供述しているということです。

逮捕されたのは、大阪・吹田警察署地域課の巡査長、田之上匡希容疑者（２５）です。
警察の調べによりますと、田之上巡査長は、２７日午後７時４０分ごろ、大阪・寝屋川市でタクシーの料金およそ６８００円を支払わずに車を降り、追いかけてきた６３歳の運転手にひじ打ちをして顔などに軽いけがをさせた強盗傷害の疑いがもたれています。
巡査長は、この日は当直勤務明けで、同僚２人と大阪市内の飲食店で酒を飲んだあと、タクシーで帰宅する途中だったということで、「金を下ろす」と言って、コンビニエンスストアで車を降り、そのまま逃げようとしたということです。
調べに対し、「酒に酔っていてよく覚えていない。私がやったのであれば、申し訳ない」などと供述しているということです。
警察が詳しいいきさつを調べています。大阪府警察本部の安井正英監察室長は、「被害者および、府民の皆様におわび申し上げます。捜査を尽くし、厳正に処分するとともに、再発防止に努めます」としています。