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日本生命 豪銀行グループの保険事業買収10月28日 10時49分
大手生命保険会社の間で海外事業を強化する動きが相次ぐなか、業界最大手の「日本生命」は、オーストラリアの銀行グループの生命保険事業をおよそ2000億円で買収することで合意したと発表しました。
発表によりますと、「日本生命」は、オーストラリアにある「ナショナルオーストラリア銀行」傘下の生命保険会社について、株式の80%を24億オーストラリアドル(日本円にしておよそ2040億円)で取得し、来年中に子会社とすることで合意しました。
ナショナルオーストラリア銀行は、総資産でオーストラリア最大の銀行で、傘下の生命保険会社の売り上げにあたる保険料収入は、年間およそ1500億円となっています。
日本生命は、人口の増加が続き市場の拡大が見込まれるオーストラリアに進出し、現地の銀行での窓口販売などを通じて収益拡大を図るねらいがあります。
生命保険業界では人口の減少で国内市場の縮小が避けられないなか、「明治安田生命」や「住友生命」がそれぞれアメリカの保険会社の買収を発表するなど海外事業を強化する動きが相次いでいます。
ナショナルオーストラリア銀行は、総資産でオーストラリア最大の銀行で、傘下の生命保険会社の売り上げにあたる保険料収入は、年間およそ1500億円となっています。
日本生命は、人口の増加が続き市場の拡大が見込まれるオーストラリアに進出し、現地の銀行での窓口販売などを通じて収益拡大を図るねらいがあります。
生命保険業界では人口の減少で国内市場の縮小が避けられないなか、「明治安田生命」や「住友生命」がそれぞれアメリカの保険会社の買収を発表するなど海外事業を強化する動きが相次いでいます。