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【埼玉】

いじめ173件増の3007件 昨年度の県内公立校調査

 県教育委員会は二十七日、県内の公立校の児童生徒を対象にしたいじめに関する二〇一四年度の調査結果を発表した。認知件数は全体で前年度比百七十三件増の三千七件。県教委は増加要因について「ここ数年、いじめを積極的に認知しようとする傾向があるため」としている。

 学校別では、小学校が三百十五件増の千三百八十九件、中学が百八十四件減の千四百三十八件、高校が二十四件増の百五十五件、特別支援学校が十八件増の二十五件だった。

 学年別では、中学一年が七百四十二件と最多で、同二年四百八十一件、小学六年三百八十八件と続いた。いじめの内容は、冷やかしやからかい、悪口が二千八十八件で最も多かった。

 いじめの解消率は、小学校93・1%、中学校92・6%、高校96・8%、特別支援学校100%だった。

 いじめが原因の可能性があるとして学校などが調査した重大事態は、高校で自殺が一件、多額の現金をおごらされる事案が一件。中学では、校舎からの転落による負傷が一件、自傷行為が二件あった。 (冨江直樹)

 

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