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パレスチナ人の遺体返還求めデモ 多数のけが人10月28日 7時54分
中東・ヨルダン川西岸の都市ヘブロンで27日、イスラエル人を襲ったなどとして射殺されたパレスチナ人の遺体の返還を求めて、パレスチナ人数百人が抗議デモを行い、一部の若者とイスラエル軍が衝突して多数のけが人が出ました。
聖地を巡る対立をきっかけに、今月に入ってパレスチナ人がイスラエル人を襲う事件が相次いでいることを受けて、イスラエル政府は葬儀に多数の参列者が集まれば新たな衝突につながるおそれがあるとして、現場で射殺したパレスチナ人の遺体を一時的に遺族に返還しない対抗措置をとっています。
ヨルダン川西岸の都市ヘブロンでは27日、周辺でイスラエル軍に射殺されたパレスチナ人11人の遺体が返還されていないとして、住民数百人が抗議デモを行い、その後、一部の若者とイスラエル軍が衝突して多数のけが人が出ました。
また、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地の近くでも、パレスチナ人2人がイスラエル兵をナイフで刺したとしてその場で射殺され、兵士はけがをして病院に運ばれました。
パレスチナのメディアによりますと、今月1日以降のパレスチナ側の死者は60人に上り、このうちおよそ半数はイスラエル人を襲ったなどとしてその場で射殺されました。
一方、同じ期間にイスラエル側でも10人が死亡していて、イスラエルとパレスチナの対立は、去年夏のガザ地区を巡る戦闘以降、最も激しくなっています。
ヨルダン川西岸の都市ヘブロンでは27日、周辺でイスラエル軍に射殺されたパレスチナ人11人の遺体が返還されていないとして、住民数百人が抗議デモを行い、その後、一部の若者とイスラエル軍が衝突して多数のけが人が出ました。
また、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地の近くでも、パレスチナ人2人がイスラエル兵をナイフで刺したとしてその場で射殺され、兵士はけがをして病院に運ばれました。
パレスチナのメディアによりますと、今月1日以降のパレスチナ側の死者は60人に上り、このうちおよそ半数はイスラエル人を襲ったなどとしてその場で射殺されました。
一方、同じ期間にイスラエル側でも10人が死亡していて、イスラエルとパレスチナの対立は、去年夏のガザ地区を巡る戦闘以降、最も激しくなっています。