1996年9月特別号

1996年9月特別号 芥川賞発表
1996年8月10日 発売 / 特別定価700円(税込)

寝しなの読物   安岡章太郎

幻の名機発見   大倉 昊

絵入り企業の社員総会   森まゆみ

研究会めぐり   三浦國雄

真理の鞭 南原繁   安倍道典

水がない!   黒田あゆみ

小学校を寄贈する   渡辺紀暢

バーンスタインの贈り物   佐渡 裕

ハリケーン・バーサとの遭遇   塩谷 紘

虚栄について   西尾幹二

○第一線経済記者が選んだ
二十一世紀の財界リーダー一〇〇人
1孫 正義  2小林陽太郎  2入交昭一郎  4今井 敬  5稲盛和夫

大衆経営者かエリートか
内橋克人 斎藤精一郎 竹中平蔵
従来の財界団体はもはやその役割を終えた。二十一世紀に必要なものはフロンティア型経営者の資質ではないか

二十一世紀の財界人に告ぐ   関本忠弘
情報化時代を誤解するなかれ。製造業に執着する以外に日本経済の活路はない

○社民、リベラルの野合を排す
私の「新保守」宣言   船田 元
政治の閉塞状況を打破する新党の旗揚げに、私がこだわりつづけたものは何か


○渾身の内部告発
朝日新聞怯懦の構造   本郷美則
この数々の疑惑、不可解な人事を看過して「朝日」に明日はない。元社員株主が綴った“裂帛の手記”


景気回復を急ぐなかれ   P・タスカ/R・クー

「日本のつぐない」大論争
秦 郁彦  高木健一  山崎朋子
「ドイツは個人補償十兆円、日本はアジアにゼロです」
「ドイツは慰安婦にゼロ、日本は国ごとに解決済です」

太平洋戦争は終わっていない  東郷茂彦
米紙の一記者として、あの戦争に関する日本の正当な立場をどこまで書けたか

旧経世会「激突前夜」の内幕   赤坂太郎

総理大臣の汚名   加賀孝英
空前の不正融資事件で浮上した橋本龍太郎氏の秘書と料亭の女将。追及が止んで就いた総理の座を、今、膨大な捜査資料と新事実が直撃する

精神科医四〇人が診断した「日本」   保阪正康
急増する患者たち。精神科医のカルテには時代の変化がくっきりと映っていた

O-157とウイルス大流行病時代   根路銘国昭
ラサ熱、エボラ熱、そしてエイズ。少なからぬ死者を出した大腸菌O-157の陰の主役はまたしてもウイルスか

菅厚生大臣は何もしなかった   佐久間哲
あの水際だった陣頭指揮はどこへ消えた? 報道はそれを責めなかったが……

大卒女子バブル社員の罪   人事担当匿名座談会

美智子皇后の「憲法をありがとう」   B・ゴードン


検証第二弾
近藤誠氏「がんもどき理論」全批判   斎藤 建
本物のがんとがんもどきではなく、多様な悪性度のがんがあるのだ


これからのダイアナ   R・ケイ
世紀の結婚から離婚へ。もっとも彼女に近づいた記者が占うヒロインの後半生

結婚するならバリ島の男   松村章子


肉体の老いを愉しむ   五木寛之  多田富雄
長生きすることはそんなによいことなのだろうか? 人生の“更年期”を自覚し、退場にそなえる面白味


スターが消えた甲子園   牧戸耕輔

大学生が選んだ「TVドラマアカデミー賞」   藤井淑禎

第115回芥川賞発表

蛇を踏む   川上弘美
……女と私は腕をお互いの体に巻きつけあう。巻きつけながら、女が言った。「ヒワ子ちゃん、蛇の世界はあたたかいわよ」

選評
池澤夏樹  石原慎太郎  大庭みな子  黒井千次  河野多惠子  
田久保英夫  日野啓三  古井由吉  丸谷才一  三浦哲郎  宮本 輝

文春ブック倶楽部   新聞エンマ帖

▼丸の内コンフィデンシャル ▼霞が関コンフィデンシャル ▼映画漫歩 ▼オヤジとおふくろ ▼おむすびころりん 阿川佐和子 ▼詰将棋・詰碁 ▼広告情報館 ▼俳句倶楽部 ▼マガジンラック ▼釣り・ゴルフ ▼囲碁・将棋 ▼短歌・俳句 ▼目・耳・口 ▼レコード・ファション ▼三人の卓子 ▼蓋棺録


泰西からの手紙9   久世光彦

愚図の大いそがし80   山本夏彦

妖怪 鳥居甲斐守忠耀12   平岩弓枝


グラビア

▼日本の顔(緒方貞子) ▼ピープル/山田紳の毒舌快画/ 二度の猛火に襲われた故郷・神戸に野坂昭如氏が思うこと/分断された線路の上で、父の故郷を見つめる崔洋一監督 ほか ▼バリ島へ嫁ぐということ ▼働く動物 ▼同級生交歓 ▼私の大阪散歩(小松左京) ▼一枚の写真26

■カラー ▼作家の書斎(森敦) ▼小さな大物(三遊亭円楽) ▼マイ・ベスト・メモリアル・ショット(沢渡朔) ▼白石一郎の「港 原風景」(青森・十三湊)


短歌 岡野弘彦   俳句 きくちつねこ   詩 瀬尾育生

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