ポーランド、反難民野党が勝利へ 総選挙で過半数の勢い 【共同通信】
25日、演説するポーランド保守野党「法と正義」の副党首で首相候補のシドゥウォ氏=ワルシャワ(共同) 【ワルシャワ共同】ポーランドで25日、上下両院の選挙が行われ、欧州連合(EU)に対する懐疑的な姿勢を示し、難民受け入れに反対する保守野党「法と正義」が、コパチ首相(58)率いる中道保守「市民プラットフォーム」に大差をつけて勝利する見通しとなった。地元テレビの出口調査では、法と正義が下院(定数460)で過半数の議席を獲得する勢い。 堅調な経済成長を背景に8年間続いた市民プラットフォームの連立政権に対し、変化を求める国民の声が高まっていた。法と正義は近く、シドゥウォ副党首(52)を首相とする内閣を発足させる方針。 |