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FIFA会長選 ジーコ氏が立候補断念10月28日 2時04分
来年2月に行われるFIFA=国際サッカー連盟の会長選挙に立候補の意思を表明していた、元日本代表監督のジーコ氏は立候補に必要な5つのサッカー協会や連盟の推薦を得られなかったとして立候補を断念しました。
FIFAを巡っては、元副会長など複数の幹部が多額の賄賂の受け渡しにかかわったなどとして、組織的不正の罪でアメリカの司法当局に起訴されたあと、ブラッター会長が辞任の意向を表明し、後任を決める会長選挙が来年2月に行われることになっています。
ジーコ氏は、組織を抜本的に改革するには、これまでFIFAの運営にかかわってこなかった人物が会長にふさわしいとして、いち早く立候補の意思を表明していました。
ジーコ氏は立候補に必要な5つのサッカー協会や連盟の推薦を模索していましたが、届け出の締め切りとなった今月26日までに支持が集まらず、立候補を断念しました。
ジーコ氏は会長選のキャンペーンのためのフェイスブックの中で「締め切り前日の時点では6つの協会から支持を得ていたが、UEFA=ヨーロッパサッカー連盟の働きかけで事態が変わった。このシステムのままではFIFAは変わらないし、今の候補者たちでは変えることは出来ない」と批判しました。
そのうえで「民主主義と透明性をもってFIFAを議論できる種をまくことができたと思う。次の機会はまた来るだろう」と述べ、FIFAの改革に向け、今後も活動していくことを明らかにしました。
届け出が締め切られた会長選の立候補者についてFIFAはまだ発表をしていませんが、立候補したことを明らかにしたり地元メディアが伝えたりしている候補者は、少なくとも7人に上る見通しです。
ジーコ氏は、組織を抜本的に改革するには、これまでFIFAの運営にかかわってこなかった人物が会長にふさわしいとして、いち早く立候補の意思を表明していました。
ジーコ氏は立候補に必要な5つのサッカー協会や連盟の推薦を模索していましたが、届け出の締め切りとなった今月26日までに支持が集まらず、立候補を断念しました。
ジーコ氏は会長選のキャンペーンのためのフェイスブックの中で「締め切り前日の時点では6つの協会から支持を得ていたが、UEFA=ヨーロッパサッカー連盟の働きかけで事態が変わった。このシステムのままではFIFAは変わらないし、今の候補者たちでは変えることは出来ない」と批判しました。
そのうえで「民主主義と透明性をもってFIFAを議論できる種をまくことができたと思う。次の機会はまた来るだろう」と述べ、FIFAの改革に向け、今後も活動していくことを明らかにしました。
届け出が締め切られた会長選の立候補者についてFIFAはまだ発表をしていませんが、立候補したことを明らかにしたり地元メディアが伝えたりしている候補者は、少なくとも7人に上る見通しです。