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がんや難病など6治療薬 優先的に審査へ10月28日 5時40分
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新薬の開発を世界に先駆けて進めようと、厚生労働省はがんや難病など6つの治療薬について優先的に審査を行うことになりました。
優先的に審査が行われるのは胃がんやインフルエンザ、それに難病のデュシェンヌ型筋ジストロフィーなど6つの治療薬です。
厚生労働省は新薬の開発や実用化を世界に先駆けて進めようとことし4月から「先駆け審査指定制度」という新たな制度を導入し、効果が高いと見込まれる治療薬については優先的に審査を行う計画です。
対象となる6つの治療薬は公募で選ばれ、治験の際の手続きについて審査機関から支援が得られるなど通常1年程度かかる承認までの期間が半年に短縮されるということです。
難病などの治療薬を巡っては採算が取れないといった理由で開発に参入する製薬企業が少ないのが現状で、コストを抑えるため承認までの審査期間の短縮化を求める声があがっていました。
厚生労働省は、「日本発の新薬がいち早く開発され患者の元に届くよう支援していきたい」と話しています。
厚生労働省は新薬の開発や実用化を世界に先駆けて進めようとことし4月から「先駆け審査指定制度」という新たな制度を導入し、効果が高いと見込まれる治療薬については優先的に審査を行う計画です。
対象となる6つの治療薬は公募で選ばれ、治験の際の手続きについて審査機関から支援が得られるなど通常1年程度かかる承認までの期間が半年に短縮されるということです。
難病などの治療薬を巡っては採算が取れないといった理由で開発に参入する製薬企業が少ないのが現状で、コストを抑えるため承認までの審査期間の短縮化を求める声があがっていました。
厚生労働省は、「日本発の新薬がいち早く開発され患者の元に届くよう支援していきたい」と話しています。