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 民主党を離党する意向を表明した松本剛明元外相(56)=衆院兵庫11区=の一問一答は次の通り。

 -決断した理由は。

 「下野してから、再び政権を目指すために何をすべきか考えてきた。政権を取ったときのことを考えて行動する政党であり続けたいと思ったし、そのためにも、政権を下ろされたことを謙虚に受け止めて出直すべきだと主張してきた。しかし、残念ながら徹底的な野党路線に変わってしまった。共産党との連携を進めるという話まで出てきた。私自身が描く政権、考える政権への道と民主党が進む道はもう重ならない。国政を預かる議員としては、自分の道を探さないといけないと思った」

 -現在の民主党について。

 「政権当時に自ら進めていた政策まで、『安倍(政権)だから』と反対してしまう。政権を目指す党として、本当に国民が信頼してくれるのか。信頼は地まで落ちている。それを回復させるために生まれ変わって、苦しくても政権を担ったときのことを考え、方針を示さなければならなかった。安倍政権をただ批判しても国民の気持ちは帰ってこない」

 -今後の活動については。

 「民主党はこの3年間、何もできなかった。力不足だった。非常に残念だ。今後については何も決まっていないが、自分がどういう形で国のために、地元のために働けるのか、ゆっくり考えたい。15年間所属してきた民主でやれることはやった。ただ、最後は理想に届かなかった。そうした中で、次のステップに進みたいと思った。日本、姫路のために働ける場所を探すため、一度原点に返って、無所属でやっていく」

 -離党にこの時期を選んだ理由は。

 「先の国会を通し、党と自分の考えの違いがどんどん積み上がっていた。次の国会では一緒にできないと思い、その前には結論を出そうと思った」

  
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