重い、UIがごちゃごちゃしてる、デザインビューが微妙(CS4~のライブビューで改善されたらしい)、などなどあまり良い評判を聞かないDreamweaver。
近年、SublimeTextなど軽量で優秀なエディタが増えてきたこともあってますます出番はなくなってきているし、AdobeはBracketsという無料エディタを出したこともあって見切りを付けられてるんじゃないかとも思ってしまいます。
いままではDreamweaverでフォルダの全検索・全置換をよく使ってましたが、
それもSublimeTextでできる事がわかり(Ctrl + Shift + F さらに検索結果の文字列をダブルクリックすると該当ファイルが開き、該当箇所までジャンプできる!)、ほぼ起動することがなくなりました。
・「Sublime Text 2」にて特定のフォルダ内にあるファイルの文字列を一斉に検索・置換する方法 | OZPAの表4
そんなDreamweaverですが、ただ一つだけ使う機能がありました。
イメージマップの作成
・イメージマップを作成する方法 (Dreamweaver CC)
デザインビューを見ながら画像の上をポチポチとクリックするだけでmapのareaを自由に作れる(画像上に自由なクリック範囲を作れる)のが便利!…だったのですが、mapタグも最近使われなくなってきています。
昔は賃貸サービスのサイトなどの地域選択マップでイメージマップがよく使われていました。都道府県の形は複雑なので、mapタグでコーディングすることが多かったんですね。
こちらのサイトなどでまだ使われています
しかしmapタグだと、areaの地点を決めるための文字列が大量に並んでしまうのでSEO的にもメンテナンス性もあまり良くありません。最近では地図を背景に、都道府県名をテキストで表示し、テキスト部分をクリックさせるUIに変わってきています。
http://www.athome.co.jp/chintai/
http://www.homes.co.jp/chintai/
このタイプだと、HTMLでマークアップもしっかりできるのでメンテナンス性も良いです。
flashが廃り、mapが廃り、こういった細かく複雑なインターフェイスはどんどんwebからなくなっていくのでしょうか。
最近話題に上がった、サイトに何でもかんでもWordPressを入れる必要はない、といった話と同じように一度適切なツールを見なおしてみるのも良いかもしれません。
もちろんDreamweaverが慣れていればそれがいいですし、Dreamweaverを購入しなければコーディングが出来ないことはありません。作業によってエディタを使い分けるって人もいます。
SublimeTextなども使えるようにするまでの設定が若干障壁となるので、そういうのを楽しめるかどうかも、使うかどうかの分かれ目になりそうですね。
一応、Dreamweaverの良い所もありますよ、ということで。
・DreamWeaverのメリットが分かりません。 - HTML | 教えて!goo
うーん、複雑なtable組むのとか便利かも。
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