簡単ツボマッサージ26 やせるツボ

ツボ押しプラス筋肉を大きく動かす生活で、きれいにやせる

「食べ過ぎを抑える」「代謝を高める」「おなかの部分やせに効く」「むくみをすっきりさせる」ツボを紹介

食事・運動+ツボ押しで効率的にやせられる

 太り過ぎに効くツボ(やせるツボ)は数多くあります。しかし、そもそも太る原因は「消費エネルギーより摂取エネルギーが多すぎる」ことですから、まずは食べ過ぎを抑えて運動するのが基本。ツボが効くからといって、食べてゴロゴロしていては効果も半減してしまいます。

 そのことを押さえていただいたうえで、次の4種類のやせるツボをご紹介しましょう。できれば(1)~(4)のツボ押しを合せて行い、さらに大きな筋肉を動かす筋運動を行うと、より効果が上がります。

(1)食べ過ぎを抑えるツボ
(2)血行を良くして代謝を高め、やせやすい体をつくるツボ
(3)おなかの部分やせのツボ
(4)むくみで水太りになった体をすっきりさせるツボ

太り過ぎには、食べ過ぎを抑えるツボや代謝を高めるツボが効く

(1)食べ過ぎを抑えるツボ

 ストレスによる食べ過ぎや、食欲が抑えにくいときよく効くツボに、手の合谷(ごうこく)と耳の飢点(きてん)があります。
 また、手のひら側の親指つけ根(合谷の裏側に当たる場所)にも、消化器系のバランスをとる反応エリアがありますので、親指と人差し指で挟むように刺激すると、合谷と一緒に刺激され、食欲の暴走を抑えることができます。

 飢点は、爪楊枝の頭やピン止めの頭の丸いところで、少し「痛い」と感じるくらいに押します。いつでも気がついたときに押し、それを1週間から10日続けると徐々に食欲が抑えられます。

(2)血行を良くして代謝を高め、やせやすい体をつくるツボ

 血行を良くして代謝を高めることも、太った体をやせやすくするのに有効です。
 背中にある三焦兪(さんしょうゆ)は血液循環によく効きます。腎兪(じんゆ)と志室(ししつ)は代謝を高めるとともに、腰痛や生理痛、冷え、疲労の解消にも効果があります。

(3)おなかの部分やせのツボ

 脂肪太りの人には、まず食生活の改善(特に肉や脂肪の過剰摂取を控える)と、運動をおすすめします。
 さらにおなか周りのツボを刺激して、出っ張ったおなかをより効率的に凹ませましょう。これらのツボは消化器の働きを活発にして便秘を解消し、老廃物の排泄を促してくれます。

 腕のつけ根の中府は、胸が苦しいときや呼吸器の病気によく効くツボです。また、運動不足やストレスで呼吸が浅くなって代謝が落ちているとき、中府を刺激すると深い呼吸を促します。深い呼吸は体内の循環を良くし、腸の蠕動運動も助けます。

(4)むくみで水太りになった体をすっきりさせるツボ

 余分な水分が体にたまった状態がむくみですが、足腰をよく動かす人は、脚の筋ポンプ作用で血液が循環してむくみができにくいもの。それだけでなく、大きな筋肉(体の筋肉の70%はおへそから下にあります)を動かすことでエネルギー消費も大きくなります。

 逆に運動不足であまり動かない人は、循環不全によってむくみやすく、筋肉が衰えた下半身には代謝されない脂肪がついてしまいます。
 そんな人は、循環不全を改善し代謝機能をアップする足ツボを押して、下半身をすっきりさせましょう。

(編集・制作 (株)法研)

【執筆】
佐藤 明子先生


心愛治療院 院長
宮城学院女子大学卒業後、鍼灸按摩マッサージ指圧師、リンパ浮腫療法士(5学会認定)、日本医療リンパドレナージ協会 上級修了。2002年より、がん術後リンパ浮腫治療と、がん術後の身体のコリ違和感の専門治療を実施。健康な方にも病後の方にも痛くない治療を行っております。東京都訪問看護協会リンパ浮腫ケア講習や、医療者へのセルフケア指導の実際についての講習・講演多数。
東京・南青山『心愛治療院』(http://sinnai.net/

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