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19年W杯ラグビー:決勝は日産スタジアム…統括団体承認

毎日新聞 2015年09月28日 20時23分

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は28日、建設計画見直しで使用できなくなった新国立競技場に代わって、開幕戦を東京スタジアム(味の素スタジアム、約5万人収容)、決勝戦は横浜国際総合競技場(日産スタジアム、約7万2000人収容)で開催すると発表した。27日に国際統括団体「ワールドラグビー(WR)」の理事会で承認された。

 今年3月に全国の12会場を決定した時点では、8万人収容が見込まれた新国立競技場で開幕戦と決勝を予定。東京スタジアムは会場に入っていなかった。大会組織委はWRから、9月末までに会場や収支の新たな計画を提出するよう求められていた。

 横浜国際総合競技場は大会招致段階で主会場として想定されていた。東京スタジアムは20年東京五輪の7人制ラグビーの会場にも決まっている。当初の計画より観客の収容人数が減るため、今後は予算規模の縮小も含めた「弾力性があり身の丈にあった収支案」を検討することでWRと合意したという。

 大会組織委の嶋津昭事務総長は「(日本代表の活躍で)フォローの風が吹いている。この風を活用して大会を成功に導いていきたい」と語った。【大島祥平】

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